サキ(ドラマ)の無料動画を1話からフル視聴する方法【最終回まで】

サキ(ドラマ)の動画を無料視聴する方法

「サキ(ドラマ)」

フジテレビの動画配信サービス「FODプレミアム」

第1話から最終回まで全話配信中です

 

今すぐ無料おためし

 

「FODプレミアム」2週間無料です

無料期間中に解約すれば違約金もなく、ボタン一つで簡単に解約できます

< FODプレミアムのおすすめポイント>
 
・フジテレビ系列の人気の月9ドラマなどフジテレビ作品が5000本以上見放題
・FODでしか見ることができないオリジナル配信作品も配信中
・アニメ、海外ドラマなどFOD独占でラインナップ!話題の新作映画も
120誌以上の人気雑誌が読み放題!ファッション雑誌や女性誌までラインナップ
スマートフォンパソコンは もちろんテレビでも楽しむこともできます
・無料期間後は、月々976円で継続でき、毎月最大900ポイントもお得
 
<FODユーザーの声>

20代女性

月9ドラマが見たくて、登録したところ、登録後すぐに動画を見れたのでビックリした!月額制だけど、スマホのアプリで見れるし、お手軽に楽しめる。また、FOD限定配信ドラマとか、地上波で放送されないきわどいドラマもあり、面白い♪スマホで見ると、通信量が気になるけど、Wi-Fiなら通信料金を気にせず楽しめるし、一気に見れるのでストレスなく動画を視聴できる。月額料金を払っているけど、雑誌も読む放題なので、待ち時間とかにスマホで動画を見たり、雑誌を見たり、時間をつぶせて本当に便利♪

サキ(ドラマ)の見逃し動画まとめ

■第1話から最終回までフル動画の視聴方法■

FODプレミアム

■動画共有サイトを検索■

YouTube

 

注意
動画共有サイトはフルの動画でなく低品質であることが多いです。また、スマホやパソコンがウイルスに感染することもあるので、公式の動画配信サービスを利用することをおすすめいたします。視聴する場合は、自己責任で視聴してみてください。

<見逃し動画>最終回(第11話)
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
最終回(第11話)の公式あらすじ

自ら自宅に火を放ち、燃え盛るリビングで倒れる須藤(高嶋政伸)。その頃、須藤がサキ(仲間由紀恵)の4人目のターゲットだと突き止めた隼人(三浦翔平)は、須藤家に急ぎむかう。
翌朝、隼人と直美(内田有紀)は、須藤からサキが母・明美(朝加真由美)の死に立ち会っていたことを知る。また、その日のある時刻、サキが破滅に追いやった男たちの内の3人が、母が倒れた場所にほど近いある地域に居合わせていたことが判明。「母は5人の男に殺された」というサキの言葉から、直美と岩城(石黒英雄)が最後のターゲットは誰なのかと思い悩む中、隼人は次に狙われるのは自分だと感じていた。
そんな時、隼人のもとにサキから連絡が入る。意を決してサキの自宅を訪れた隼人は、サキに自分が“母を殺した”のだとついに告白する。すると、2つの内1つに毒の入ったワイングラスから、どちらかを選んで飲むように迫るサキ。選びもせずに幸せな人生を手に入れた隼人への、生死をかけた最後の復しゅうだった。隼人は、ついに、グラスを手に取り…。
後日、サキが母親に宛てて書きつづった手紙が発見される。隼人は、なぜ狙われたのか?母の死と隼人たち5人の男の関係とは?そして、最後に明かされるサキの本心とは?すべての謎が明らかになる。
 
<出典>フジテレビ公式

最終回(第11話)のネタバレはここをクリック
4人目のターゲット
サキの復讐の真実に迫る隼人。直美と岩城の協力もあり、4人目のターゲットが港南総合病院の理事長である繁之だとわかると、共に繁之の行方を探し始めた。繁之の家を突き止め、直美と隼人は急いで繁之のもとへ向かった。
 
繁之は家に火を放ち、部屋で気を失っていたのだ。火はまたたくまに広がり、家中が火の海と化していた。隼人は燃え盛る炎をかき分け家の中へ入ると、倒れていた繁之をすんでのところで助け出した。
 
隼人が助けたおかげで一命を取り留めた繁之は意識が朦朧とする中、隼人の質問に答えた。
 
「2007年の2月28日、あなたと網浜サキさんとの間に何か接点があったはずなんです。どんなことでもかまいませんので、何か思い当たることはありませんか?」
 
「1年前の28日は一人でうちで食事を作って食べていた。あの女はそう言ってました。2年前は夜勤でした。3年前は母の暮らした家を見に行きました。4年前はお墓参り。5年前は日本にいたくなくて旅行に行っていた。6年前は母に会っていました」
 
繁之はサキに言われたことをそのまま隼人に告げた。
 
「須藤さんは何をしていたか思い出せませんか?病院に関係あることだと思うのですが」
 
繁之はそれを聞いた瞬間、和繫が事故に遭った時のことを思い出し、発作を起こした。
 
隼人はサキに電話で部屋へ呼び出され、サキの元へ向かうことにした。サキは冷蔵庫から最後の1枚のステーキを取り出し、焼き始め、2のつグラスに1987年のワインを注ぎ、一方のグラスのワインに毒を仕込んだ。
 
 
最後の復讐
「母さんの最後の時一緒にいたんだね。」
 
「いたよ」
「母さん苦しまなかった?最後になんか言ってた?」
 
「隼人。どうして隼人はお母さんを殺したと思ってるの?どうしてそう思ってるの?」
 
「おれが、母さんの腎臓をもらったから。母さん、心臓に疾患があることを隠して、負担を考えたらやったらいけなかったのに、でも俺のために手術を。だから……俺は姉ちゃんの大事な人を奪った。俺にとっても大事な人だったけど。何も知らなくて」
 
「それで私が君に復讐しようとしている。そう思ってるんだ」
 
サキは今日は家族の思い出を聞かせてほしくて隼人を呼びだしたのだと告げた。
 
「君のたくさんの思い出。たくさんの幸せ。それは全部私の不幸の上に成り立ってるのよ。今までも、これからもずっと。それを言いたくて、私は君に会ったの。お母さんは最後の最後にあることを言った。でも絶対に教えない。隼人はずるいのよ。このワインね、どちらかを飲むと死ぬの」
 
サキは隼人に片方が毒入りワインだと示したうえで、どちらがいいか隼人に選ばせた。
 
「俺は……幸せだった。姉ちゃんの言うように、姉ちゃんの不幸の上に成り立ってた幸せだけど。でももし人の幸せの分量が、一生の幸せの量が決まってるんだとしたら、姉ちゃんだってこれからの姉ちゃんだって。なにもできなくてごめんね」
 
隼人が選んだワインを口にしようとした瞬間、サキは目に涙を溜めながら隼人の手からワイングラスを取り払い、グラスは粉々に割れた。
 
「バカね、本気にするなんて。いい子ぶっちゃって。出てって……出てってよ!!」
 
隼人は自分の小さい頃のアルバムを眺めながらサキの言葉を思い出し、夜通しむせび泣いた。
 
 
サキの手紙
サキはマンションを出て行き、勤めていた病院も辞めた。静岡の実家にも帰っておらず、隼人の元に連絡をよこすこともなかった。誰の元からも姿を消していたのだ。
 
直美からサキのことを聞かれ、隼人は素直な気持ちを吐露した。姉に会えて嬉しかった気持ち。姉の罪の話。サキが何を抱えてどう生きてきたのか何も考えていなかったこと……
 
「新田さぁ、入社するとき面接で言ってたじゃない。将来は真実をみんなに伝えられるようなジャーナリストになりたいって。そう思ったのはさ、それまでの新田の歴史があったから。ね、何を見たら嬉しいと思う?何を見たら悲しいと思う?何に対して許せない?感じ方も考え方も全部これまでの自分がつくってきたの。出会った人や、別れた人、色んな人達との関わりの中でさ、自分の人生を作るのは自分なんだよ。どんなに苦しくても乗り越えるのは簡単じゃないけど。一生懸命生きてる人たちはたくさんいるの。新田。自分の思い出はさ、自分のものなの。誰も取り上げることなんかできないんだよ」
 
直美に励まされ、隼人は自分と、サキと、過去と向き合い生きて行くことを決めた。
 
そして1年後の2月28日。隼人が実家を訪れ懐かしんでいると、庭にサキから母親に宛てた手紙が置いてあるのを見つけた。
 
サキは隼人に肉じゃがを作った話や隼人が見せてくれた写真の話など、隼人のことばかりを手紙に書き記していた。隼人はその手紙を見て、サキの姿が近くにないかと探しに回った。
 
 
復讐の真実
サキはダイアモンドリリーを手に持ち、2007年の2月28日の自分の姿を思い出していた。
 
母に娘だと名乗る決心をした日、花屋でダイアモンドリリーを見て、その花言葉が“また会える日を楽しみに”だと知り、明美にプレゼントしようとしていた。
 
明美が道で倒れたのを見て急いで駆け付けたサキは明美を介抱し、救急車に乗り込んで必死に声をかけ続けた。しかし、途中で救急車は止まった。
 
パソコンで仕事をしながら横断歩道を渡り、老人とぶつかった中川肇が老人に怒号を飛ばして口論となり、目の前で救急車の通行を妨害したのだ。
 
一難が過ぎたかと思った時、また救急車の行く手が阻まれた。目の前を自転車で走行していた本田典史に対し、道を開けるよう注意をしたが、本田はヘッドフォンをつけており、注意が聞こえなかったのだ。
 
止む無く脇道を走行した救急車だったが、不運にも災難は続き、今度は目の前に停めてあった野村康介の車に通行を妨害された。野村は祐樹の結婚式に向かう途中、式に遅れると電話をかけるため車停車させたままだった。
 
もうすぐ病院に着くというところで、更に災難が降りかかった。搬送先の港南総合病院の理事長の須藤繁之が、頭を打って倒れた和繁を権力行使により明美より先に病院に受け入れたため、明美の受け入れが不可になったのだ。
 
必死で明美に声をかけ続けるサキ。意識が朦朧としていた明美は隼人の名を口にしていた。結果的に遠回りをして病院に辿り着いた明美の命は助からなかった。
 
サキは病院を後にしようとした時、和繁が電話しているのを聞き、繁之が息子のために明美の受け入れを拒否したことを知ったのだった。
 
 
エピローグ
サキは明美と再会をしようとしていた場所にダイアモンドリリーの花を手向けていた。そこへ隼人はサキの姿を探すが、サキの姿はどこにもない。
 
「一度でいいから、一度だけでも、サキって呼んでほしかった。」
 
サキは目を瞑り、“いつもの光景”を思い出す。
 
母がいて、父がいて、隼人がいて、自分がいる。そして大好きな肉じゃがを家族4人で囲む。そんな光景を。
 
「姉ちゃん!!」
 
隼人はサキが手向けたダイアモンドリリーを見て泣き叫んだ。
 
「隼人、いつかまたね。また会う日を楽しみに」
 
サキは男の子を妊娠していた。もう名前は決めていると言って、ベンチに座り、空を眺めていた。
最終回(第11話)の感想はここをクリック
謎がすべて明かされ、最後のターゲットは隼人でした。隼人は自分の病気の手術で明美の腎臓をもらったため、そのことが明美の死を早めた原因となっていたようです。それに気付いた隼人は自分が最後のターゲットだとわかり、死をも覚悟をしていました。しかしサキは結局隼人には手を下すことができず、隼人の前からも姿を消してしまいました。
 
サキは確かに悪魔のようなことをしていましたが、悲しい過去を持ち、愛情を渇望する可哀想な女性だったみたいですね。サキは不遇な幼少時代を送ってしまい、そして最愛の母を身勝手な人達により奪われたことで悪魔になってしまっただけなのかもしれません。
 
悲しく儚い物語ですね。
 
サキの復讐の謎は全て解き明かされましたが、ラストで男の子を妊娠している姿のサキがありました。最後の最後でまた謎を呼ぶ展開でしたが、実は、1話でも紹介しましたが、このサキというドラマの主人公サキは、美しい隣人というドラマのサキと同一人物なのです。しかも美しい隣人の前日だという示唆がされています。どちらも単体で楽しめるドラマになってはいますが、サキの後に美しい隣人を見てみるとまた新たな発見があるかもしれません。
<見逃し動画>第10話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第10話の公式あらすじ

妻・恵(富田靖子)にイヤリングを見せられ、サキ(仲間由紀恵)にハメられたと知った須藤(高嶋政伸)は、サキの元へ向かい理由を問い詰める。サキから「母を殺した5人の男のうちの1人」だと突きつけられる須藤。しかし、須藤に心当たりはまるでなかった。
一方、息子の和繁(庄野崎謙)から、夫・須藤がサキを女として見ており、和繁と別れるよう迫ったと聞いた恵は、夫の上着に入っていたイヤリングもサキのものだと知りがく然。サキの自宅へ乗り込むと、激高してサキに襲い掛かる。サキの仕掛けた罠により、見事なまでにバラバラに崩壊してゆく須藤一家。
隼人(三浦翔平)は、直美(内田有紀)らとともに、サキの復しゅうのターゲットとなった3人の男たちと母・明美(朝加真由美)との接点を探っていた。そんな中、「母は5人の男に殺された」というサキの言葉の真意を探るため、母が搬送された病院で死因を改めて調べていた隼人は、母の死に隠された思いもよらぬ事実に突き当たる。
その夜、誰もいなくなった家でひとり過ごす須藤のもとにサキが現れる。喪失感に苛まれた須藤は、部屋の中で暴れだし、ついに恐るべき行動に出て…。
 
<出典>フジテレビ公式

第10話のネタバレはここをクリック
サキの罠
繁之は鬼の形相でサキの家に向かい、インターホンを鳴らしながらサキに向かって怒鳴り散らした。
 
「どういうつもりだ?何考えてんだ!?一体俺が何したって言うんだ!?答えろ!!」
 
「言ったでしょ?私の母は5人の男に殺されたって」
 
「その中に俺が入ってるのか?いつだ?いつなんだ?勘違いじゃないのか?俺はそんな覚えはないぞ」
 
「そうね。あなたはそうでしょうね。みんな忘れてるって言ったでしょ?やったほうは記憶にない。でもやられたほうは忘れない。決して。見てるわね。あなたの大事な家族が壊れていくの」
 
ボロボロになって家に帰った繁之は家にいた恵に向かって、傷をなめ合うかのように休みを取ってアラスカにオーロラを見に行こうと誘い出した。
 
和繁は病院に向かい、サキを呼び出すと、サキのマンションから繁之が出てきたことを問い詰めた。サキは和繁がインターホンを押したときに繁之が部屋にいたことを意味深に告げた。
 
「やっぱり男なんだなって……つまり、理事長にとって私は息子の相手じゃなくて、そういう目で見られてたってことになるんだけど……でも今思うと、思い当たることもあるかも」
 
「何?」
 
「お髭ない方が素敵かもって言ったら、翌日に剃ってた。お父さん私の部屋にまで来て言いたかったことはね、あなたとの縁を切ってほしいってことだったの」
 
 
崩壊の音
荒々しく帰宅した和繁は帰るや否や繁之を殴り倒し、サキとの関係について問い詰めた。
 
「俺出てくわ。こんな家。昨日の夜親父、サキさんの家に行ってたよ。俺見たんだ。」
 
「誤解だ。違う!理由があるんだ!やましい気持ちなんてない!」
 
「俺と縁を切れって言いに?わざわざ家に上がり込んだっていうのか?俺をダシにしたんだろ?自分がサキさんを好きだからって」
 
問い詰められる繁之を見て、恵は真珠のイヤリングのことを思い出し、サキのものなのではないかと疑い始めた。
 
繁之はサキの仕組んだ罠に嵌められた必死に訴えるが、恵も和繁も繁之の言うことを信じず、真に受けることはなかった。
 
恵と和繁は繁之を置いて家を出て行き、恵は血相を変えてサキの部屋へと向かった。
 
「嘘つき。信じてたのに。なんで?どうして私を騙したの?あのパールのイヤリングだってあなたのなんでしょ?許せない。絶対に許さない!」
 
恵はサキを罵り首を絞めて殺そうとした。サキに抵抗された恵はついに包丁を取り出し、サキの方へ刃先を向けた。
 
「恵さん、そういう本当のあなたに戻ればいいのよ。思い出して。あなたを幸せにすることができるのは誰?何が一番の幸せ?よーく考えて。あなたならわかるでしょ?自分自身の人生なんだから」
 
 
本性
隼人は直美と岩城と共に、サキの復讐を止めるべく、肇、野村、本田の3人に明美と接点がないかどうかを探っていた。精神的に追い込まれていた隼人だったがこれ以上犠牲者を出さないように、姉をこれ以上復讐の悪魔にしなようにと決意を新たにした。
 
岩城と直美は手分けして男たちの共通点を洗い出そうとするが、直接の接点などは見受けられず、明美の死との関係どころか、明美との接点もわからないままだった。明美が亡くなった2007年前の2月28日に焦点を絞り、それぞれの動向を調査するも、なかなか共通点は見つからないまま、4人目のターゲットである繁之の破滅に向かって時間は刻まれていった。
 
サキに敵対心を向けていた恵はサキに諭され落ち着きを取り戻すと態度を一変、サキに改めて感謝を述べ、繁之のことはどうでもよくなったと晴れやかな笑顔でサキに告げた。
 
そして繁之が帰宅すると、恵のサインが記された離婚届が封筒に入って置かれていたのだった。
 
須藤家の崩壊を見届けるかのようにワインショップに寄ったサキは、1989年の赤ワインを購入した。その年は須藤家の家族が生まれ、始まった年だった。
 
店にやってきたサキを見つけた和繁はサキを呼び止めると、家を出たことを告げ、サキとの関係を修復したいと懇願した。
 
「俺ともう一度ちゃんと、やり直してもらえませんか?」
 
「恵さんがね、いつもあなたのことを褒めてた。和くんは優しくて素直でいい子だって。でもね、私に言わせると……ただのバカなのよ」
 
サキはそう言い残し、和繁にもらった指輪を返して店を出て行った。
 
 
母を殺した男
隼人は改めて明美の死の真相を探るべく、病院に出向いていた。医師に当時の状況を聞くが、もともと心臓が弱かった明美が心不全を起こすことは稀なことではなく、明美の死に不審な点は見当たらなかった。しかし隼人は“過去に大きな手術をしていなければ”と医師言った言葉が気にかかっていた。
 
一方、明美の死亡した日。肇、野村、本田が同じ区内にいたことが判明し、運ばれた病院が近くの病院ではなく、なぜか須藤が理事長を務め、サキが現在勤務している港南総合病院だったことが判明した。
 
恵にも愛想をつかされ、和繁にも出て行かれた家に一人取り残された繁之。浴びるように酒を飲み、自暴自棄になると家具を壊し家中を荒らし始めた。そしてしまいにはガソリンをばら撒き、そこに火を放った。
 
サキは繁之が家もろとも焼身自殺を図ろうとしていた同じころ、ステーキを焼き始め、1989年の赤ワインをたしなんでいた。
 
そして隼人からの留守電を確認した。
 
「姉ちゃん。姉ちゃんは知ってたんだね。俺が母さんを……母さんを殺したことを」
第10話の感想はここをクリック
サキの母を殺した最後の男は、まさかの隼人!?筆者はてっきり、サキが幼少時代に冷遇されていたので、実の家族と幸せに暮らしていた隼人への嫉妬心や羨みで隼人をターゲットにしていたのかと思っていましたが、ラストの隼人の衝撃的なセリフに激震が走り、頭が混乱してしまいそうです。隼人が殺したとは一体どういうことなのでしょう。
 
そして、肇、野村、本田が同じころに同じ区内にいることで、明美の死の真相にも迫ってきています。サキの母を殺した5人の男はなぜ明美を死に至らせたのでしょうか。次回はいよいよサキの復讐の真実、明美の死の真相など全ての謎が明らかになりそうです。サキや隼人の運命は……!?最終回の展開が楽しみです!
<見逃し動画>第9話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第9話の公式あらすじ

サキ(仲間由紀恵)に心を許し始めた恵(富田靖子)は、息子の和繁(庄野崎謙)に「サキと別れろ」と言った夫・須藤(高嶋政伸)の真意がわからず疑念を抱く。サキはそんな恵に「真っ白な色に黒い点が落ちると、二度と白に戻ることはできないから、白を黒にしないで」と、信じることが大切と説き、ますます信頼を深めていく。
ところが翌朝、恵は須藤の上着からパールのイヤリングの片方を見つけ、がくぜん。不安にかられる恵の頭に「二度と白に戻ることはできない」というサキの言葉がよぎり、自分もいつかは前妻のように捨てられるのではという、抑えたはずの不安が再び頭をもたげる。
一方、須藤家に泊まった夜以降、サキに不気味さを感じ始めていた須藤は、和繁と別れるよう説得しようとサキに連絡をとる。サキは熱を出し病院を欠勤していた。見舞いも兼ね自宅を訪ねることにした須藤だが、その頃、サキは、和繁にも自分の容態を話していた。嬉々として見舞いに行く準備をする和繁。
一方、直美(内田有紀)と岩城(石黒英雄)は、中川(姜暢雄)の自殺と本田(岡田義徳)の殴打事件は、同じ看護師の女が仕掛けたのではないかと推理。そんな2人に、サキが共通点だと告げられない隼人(三浦翔平)は、なんとかサキと連絡をとろうと病院を訪れ、須藤と出会う。須藤から、サキが「母は5人の男に殺された」と言っていたと聞き、驚がくする隼人。
その頃、直美と岩城は、ある証言から、事件とサキの関わりに気づき始める。
その夜、サキの自宅へ見舞いに訪れた須藤は、テーブルにパールのイヤリングが片方だけ置いてあることに気づく。そんな中インターホンが鳴り、モニターには和繁の姿が!父子の鉢合わせの事態にあわてた須藤は…。
 
<出典>フジテレビ公式

第9話のネタバレはここをクリック
ダイヤモンドリリーの花言葉
サキは明美の命日にダイヤモンドリリーを眺めながら、隼人に母の味と言わしめた肉じゃがを作り、食していた。
 
病院に出勤したサキは繁之の姿を見つけすかさず挨拶を済ませると繁之から話をしたいと告げられる。
 
「あとで理事長室に伺いましょうか?」
 
「いや、仕事の話じゃないんだ。夕飯でも食べながら、どうかな?」
 
「明日はどうですか?17時に終わるので理事長室に寄ります……和繁君のことですよね?親としての理事長の心配もわかってますから。大丈夫ですよ」
 
その頃隼人は昔のアルバムを見て、サキについて何かわかることがないかどうか調べていると、写真に写るダイヤモンドリリーを見つけた。
 
久しぶりに職場へ出勤し、直美に一言謝罪を述べると、ダイヤモンドリリーについて調べ始めた。花言葉は“また会う日を楽しみに”だった
 
 
崩壊の音
病院で診察を終えた恵はサキと食堂で食事をしながら、和繁に感謝しているとサキに告げた。恵は自分の気持ちをサキに打ち明けてからと言うもの、サキに非常に信頼を寄せるようになっていたのだ。
 
「今まで毎日とても不安で仕方なくて。でもサキさんが楽にしてくれた。主人との結婚までのことも誰にも言えることじゃないし、初めて他人を味方なんだって思えたの。息子の彼女なのに大事な友達みたい」
 
サキは恵のブレンドしたハーブティーをプレゼントされ、お礼を言うと、今の恵と繁之は真っ白なのだと比喩的な表現で須藤家を表現し、決して黒にはならないようにと釘を刺した。
 
「真っ白な色に黒い点が落ちるとそれが広がってグレーになっていく一度でもグレーになってしまうと何かあるたびにそこに黒い点が落ちていくそうするとグレーはどんどん濃くなっていくたった一度でもグレーになってしまうと二度と白に戻ることはできない」
 
サキは暗示のように恵に告げた。
 
サキは隼人からもう一度会って話がしたいと言う留守電を聞くが、折り返し電話をすることなくそのメッセージを削除する。サキから連絡を待ち携帯を気にする隼人は直美に誘われ、見事に記者デビューを果たした岩城と共に慰労かねて食事に出かけた。
 
直美は最近様子がおかしい隼人を心配し、一人で悩みを抱えずに吐き出した方がいいと言葉をかけた。
 
翌日出勤した隼人は休んでいた間の仕事を岩城に振られ、岩城と直美が肇と本田の前に現れた謎の女性を探していて、その謎の女性が看護師だということを伝えられる。隼人はそれがサキであることに気付いていたが、岩城たちの前でそのことについて触れることはなかった。
 
 
疑惑のイヤリング
繁之は会食があるから夕食はいらないと恵に告げるが、実際はその足でサキの元へ向かおうとしていた。恵は繁之のスーツかけようとすると、上着からパールのイヤリングを見つけた。その時恵はサキから言われた言葉が頭から離れず、ずっと頭の中で反芻されていた。
 
繁之と話をする予定だったサキは熱を出してしまい、職場を休んでいた。和繁はサキから風邪を引いてしまい寝込んでいることを聞かされ、お見舞いに行こうとするが、サキから移してしまうと悪いと断りを入れられてしまう。
繁之はサキの同僚から伝言を受け、会えないことがわかると、サキに電話をかけた。
 
サキが電話に出ると、繁之はサキの様子を伺い、何か届けようかと聞いてきた。サキはその言葉に甘え、繁之に家に来てもらうように仕向ける。
 
 
近づく真実
直美は記事の意見を聞くため弁護士事務所に向かおうとする際、野村の妹の祐樹に出くわした。そこでひょんな会話からサキが看護師だということを聞かされ、直美は驚愕する。
 
隼人はサキに会いに行こうと病院を訪ねるが、タイミング悪くサキが風邪で休んでいることを知らされた。そこで居合わせた繁之と挨拶を交わすと、繁之は隼人に妙なことを聞き出した。
 
「サキさんのお母さんのことなんです……この間は2月28日が命日だとお聞きして、お亡くなりになった原因は……その……」
 
「心不全です。元々心臓が弱くて、街で倒れて救急車で運ばれたんですが、間に合わなくて」
 
「なんで……サキさんはお母さんが殺されたって。5人の男に」
 
隼人はその後電話で直美に呼び出され、すぐに編集部に戻るようにと言われた。
 
 
真っ白からグレーへ
繁之はサキの見舞いに向かい、サキが倒れそうになったことで部屋の中へと上がり込んだ。
話をせずに帰るつもりだった繁之だったが、サキは繁之の言わんとしていることを悟り、和繁を傷付けないように徐々に距離を取るようにすると告げた。
 
同じころ、和繁がサキの見舞いに訪れるが、繁之と一緒にいたサキはインターホンに応答せず、和繁はプレゼントと見舞いの食事などを郵便受けに入れて帰ろうとした。すると玄関から出てくる繁之の姿を目撃し、咄嗟に物影に隠れた。
 
繁之は家に帰ると恵からスーツに入っていたと言う真珠のイヤリングを見せられた。サキの部屋で見たイヤリングと同じだと言うことに気付いた繁之はそれをみて恐れ慄き腰を抜かす。
 
「真っ白な色に黒い点が落ちるとそれが広がってグレーになるの。何かあるたびにそこに黒い点が落ちていく。そうすると、グレーはどんどん濃くなって黒になっていくの」
 
「なんの話だ」
 
「一度グレーになってしまうと二度と白には戻れない」
 
「何言ってんだよ!?」
 
「だからこそ、信じることが大事。そう教えてもらったの。サキさんに。私はあなたを信じてるわ。私たちは真っ白なままよ」
 
繁之は恐ろしくなり奇声を上げながら家を出て行った。
 
 
悪魔の素顔
直美と岩城は取材を進めるうちにサキの存在に辿り着き、肇、野村、本田の共通点がサキだとわかると隼人にその真実を確かめた。
 
「俺が書いた姉を探す記事を見て会いに来たんです」
 
「どうして黙ってたの?黙ってろって言われたの?何やってんの?あんた騙されてんじゃないの?」
 
「姉だと思います。3人と関りがあるって知って姉ちゃんに聞きました。そしたら本当の姉弟じゃないって言われたけど、俺は本当の姉弟だと思うんです」
 
隼人はお守りの事実を知っていたサキを本物の姉だと確信しており、一人でなんとかしようとしていたのだと吐露した。そしてサキが5人の男に母を殺されると言っていたということも告げた。
 
直美と隼人はその足でサキの家へ向かった。
 
「野村先生、中川肇、本田典史。3人に復讐しなきゃならないことってなんなんですか?それは母親の新田明美さんが亡くなったことと関係してるんですか?」
 
「姉ちゃん。姉ちゃん。俺はなんて言われても、姉弟なんかじゃないって言われても……」
 
「警察へ行ったらどうですか?私は調べられても構わない。なんの証拠もない。だからなんの罪もない」
 
「何勘違いしてんの?証拠がないことと罪がないことは違う。あなたのしてきた罪を必ず暴いて見せる」
 
「ご自由にどうぞ」
第9話の感想はここをクリック
5人の男に母親を殺されたサキの復讐も後半戦を迎え、和繁や恵をうまく取り込み、繁之を精神的に追い詰めていき、須藤家を破滅へ導くサキ。残り2つとなったステーキが物語っています。そしてついに真実を突き止めた直美はサキの悪魔の顔を知ることになります。サキもさすがに今までと態度を変え、本性が見えてきています。しかし実際はサキは自分で手を下しているわけではないので、立証するとなるとかなり難しそうですよね。
 
サキもかなり強気ですし、一体どうやってサキの悪事は暴かれるのでしょうか。やはり隼人が鍵となっているのでしょうか。明美が心不全でなくなっているのに殺されたと言っている意味や意図も気になります。最終回まであと2話。恐らくサキの最後の復讐の相手は隼人なのだと思いますが、真実はどうなっているのでしょうか。
<見逃し動画>第8話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第8話の公式あらすじ

サキ(仲間由紀恵)から実の姉弟ではないと告げられ、「むしずが走る」とまで言い捨てられた隼人(三浦翔平)は、一時、ぼうぜん自失となるも、サキの素性を探ろうと決意。サキが育った土地を訪れた隼人は、自分に語っていた話とは全く異なる、サキの思いもよらぬ過去を知る。
一方、須藤(高嶋政伸)の妻・恵(富田靖子)は、息子が思いを寄せるサキが10歳も年上であることを気にかけ、サキの本心を確かめようと病院を訪れる。ところが、サキが語り始めた年の差恋愛の話は恵自身の過去と酷似しており、恵はサキが自分たち夫婦の過去を知っているのではと疑心暗鬼に陥る。
そんな中、須藤家に招待され泊まることになったサキは、深夜、須藤と2人きりになると、「母は5人の男に殺された」と告白。須藤は、そんなサキに不気味さを感じ始める。
一方、直美(内田有紀)と岩城(石黒英雄)は、殴打事件を起こした本田(岡田義徳)同様、自殺したIT企業社長の中川(姜暢雄)にも、女の影があったことを知る。再び本田の元同僚・道子(伊藤麻実子)のもとを訪れた2人は、道子のある一言から、本田と中川の前に現れた女性が同一人物なのではと思い至って…。
 
<出典>フジテレビ公式

第8話のネタバレはここをクリック
サキの思惑
隼人が帰ったあと、サキは母親に向けた思いを巡らせ手紙を書いていた。
母が目の前で倒れ、亡くなった2月28日のあの日のことを思い出しながら。
 
それから隼人は身も心もぼろぼろになりながらとぼとぼと道を歩き、仕事場にも顔を出していなかった。直美や岩城は最近様子がおかしかったこともあり、隼人と連絡がつかないことを心配していた。
 
サキが和繁の家に遊びに行ってからというもの、最初は喜んでいた恵だったが、サキの年齢が和繁より10歳ほど上だったことが気にかかっていた。恵は自身の診察が終えたあと、サキの働く様子を見に行くと、話があるとカフェに誘い出した。
 
恵はサキが和繁のことをどう思っているのかと単刀直入にサキに聞いた。サキは和繁の人柄には惹かれているものの、自分の年齢のことで戸惑っているということを話した。そして、自分の年上の友人の話をしだしたかと思うと、その友人は年下の男性と結婚をしたが、愛人に子供ができ、離婚してしまったと言い出した。
 
実は繁之には恵の前に結婚していた年上の女性がいた。恵は既婚だった繁之の愛人で、和繁を妊娠し、繁之を奪った略奪婚で、サキの友人の話は暗に恵のことを示していたのだった。
 
「恵さんは略奪した方の若い奥さん、幸せになれると思います?」
 
「さぁ、どうかしらね?」
 
「だってそのご主人愛人のために奥さんを捨てるような男性ですよ?幸せを勝ち取ったなんて思ってもご主人の愛を手に入れた瞬間からいつか自分も捨てられる日が来るんじゃないかって、ちょっとしたことでご主人を疑うようになって、心の底から信じる事ができなくて、自分で幸せを壊すようなことをしてしまう。それってとっても不幸なことですよね?」
 
 
誘惑
直美と岩城は肇や野村の自殺に関する記事を見た肇の元婚約者だった前沢梨沙という女性から連絡を受けると、すぐに取材を試みた。梨沙は肇と婚約していたのだが、突然好きな人ができたと言い別れを告げられたと言うと、入院している間にまるで性格が変わってしまったと告げた。その話を聞いた直美と岩城は入院してからの性格の豹変を不審に思い、肇が入院していた病院を探すことにした。
 
一方サキは和繁に呼ばれ、再度須藤家を訪ねることになった。食事をしている途中、サキが和繁の腕の傷について聞くと、以前和繁が頭を打って救急車で繁之の病院に運ばれたことがあったという話を聞かされた。サキはそれを聞き母が死んだあの日のことを思い出した。
 
和繁は外がひどい雨だったことから、サキに家に泊まっていくようにと告げた。遠慮するサキに和繁は何の疑問も感じることなく先を泊めようとし、一瞬戸惑いを見せた恵も断ることができず、サキを客間に泊めることにした。
 
夜中。トイレに起きた繁之が明かりがついた居間を覗くと、そこにはサキがいた。
 
「なかなか寝付けなくてここに居させてもらってたんです。お茶付き合ってくださいね。お茶じゃなくてお酒?」
 
「いや、妻を起こしてこようか?妻に勘違いされても困るからね」
 
繁之はそういうとおやすみと言い部屋へ戻っていこうとした。
 
「明日なんです。母の命日。6年前の2月28日に母は亡くなったんです」
 
「そうか、祈らせてもらうよ」
 
「1年前の2月28日は何をしてましたか?私は一人でうちで食事を作って食べました。2年前は夜勤でした。3年前は母の暮らした家を見に行きました。4年前はお墓参り。5年前は日本に居たくなくて旅行に行った。6年前は母に会っていました。理事長は6年前は何をしていましたか?」
 
「いや……」
 
「母は5人の男に殺されたんです。みんな忘れてるでしょうけど。おやすみなさい」
 
 

明美の命日の日。サキは朝早くに恵に送ってもらい家を出ていた。2人で会話をしている中で、サキの策略により誘導された恵は自分の心の奥底の思いをサキに打ち明けた。
 
「主人と出会った時、主人には前の奥さんがいたの。その人との間に子供はいなくて、和繁ができて、それであなたの言った通り、今度は自分がそうされても仕方がないんじゃないかって怖くて、怖くて。でも信じようと思うの」
 
「そうだったんですか。それがいいと思います。確かに前の奥さんを傷付けた。だけど夫の気持ちが離れた後結婚生活を続けたとしても、前の奥さんだって幸せにはなれなかったんじゃないかな。私思うんです。結局相手にとって魅力のある人間であり続けるしか人を繋ぎ止めることはできないのかもしれないって」
 
「ありがとう」
 
サキが帰り、恵が帰宅後。繁之はおもむろに口を開き、サキのことを口にした。
 
「和繁。彼女はやめておけ」
 
「え?」
 
「どうして?どうしてなの!?とってもいい人なのにどうして急にそんなこと言うの?やめておけだなんて。彼女のなにがダメだって言うの?」
 
恵も激しく取り乱し繁之に詰め寄った。
 
「理由もないのにそういうこと言うのかよ」
 
和繁はわけもわからずサキとの交際を否定する繁之に腹が立ち、そのまま家を出て行った。
 
 
悪魔の正体
その頃、隼人はサキの実家のある静岡を訪ねていた。サキの父から話を聞き、サキが学生時代にボランティアをしていたという養護施設へ向かった。養護施設のスタッフとサキについて話をしていると、隼人はサキの生まれ育った環境について聞かされた。
サキは幼少期から母親の愛情を受けずに育ち、ひどい目に遭わされ、つらい幼少期を過ごしていたのだ。隼人はサキの話を聞きながらサキと会話した時のことや、サキが両親について語っていた時のことを思い出し、いたたまれない気持ちになった。
 
直美と岩城は引き続き本田に近づいていた“謎の女性”について情報を集め、再び道子から話を聞いた。
 
「なんでもいいんです。何か覚えていることはありませんか?」
 
「髪が長くてきれいな人でした」
 
「他には?どんな小さなことでもいいんです」
 
「あ。すごくきれいな人なのに爪が……ネイルをしてなくて短い爪だった」
 
直美と岩城はそれを聞き職業柄爪を短くしなければいけない職業を考え始めた。そして入院してから性格が変わってしまったという肇のことを踏まえ、肇と本田の性格を変えてしまったのは看護師の女なのではないかという推理に至った。
第8話の感想はここをクリック
ついに和繁に深く接近し、恵まで取り込もうとしている様子のサキ。一方の隼人はボロボロになりながら、サキの生い立ちを追うように。今回はサキは自分の母親を殺した5人の男に復讐しようとしていることがわかりましたね。そしてサキは捨てられて新しい家庭に拾われた後も、幸せとは言えないような冷遇された時代を送っていたようでした。そのことと、母親の死が彼女を歪ませ、狂わせてしまったのでしょうか?
 
隼人だけでなく、隼人の上司の直美もどんどん真相に迫っているようですが、サキの化けの皮をはがし、復讐を暴くことができるのでしょうか?ドラマも中盤を過ぎ、クライマックスへと迫っていて、謎が少しずつ明らかになってきましたが、次回はどんな展開を迎えるのか、見ものです!
<見逃し動画>第7話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第7話の公式あらすじ

ホテルでサキ(仲間由紀恵)から「弟と思えない時がある」と告白され、自分がサキに魅かれていることをついに確信する隼人(三浦翔平)。
一方、同僚を殴打する事件を起こし、逃走していた本田(岡田義徳)は、サキに助けを求めようと電話をかけるが、サキからある患者の思いもよらぬ話を聞き、自らの行動を決断する。
本田のてん末をテレビのニュースで見ながら、本田の生まれ年のワインとステーキをひとり味わうサキ。中川(姜暢雄)、野村(萩原聖人)に続く3人目のターゲットが破滅の結末を迎えた今、テーブルに飾られた白いダイヤモンドリリーの花を見たサキの脳裏に、ふと、“母”にまつわる衝撃の過去がよみがえり…。
病院理事長の須藤(高嶋政伸)は、サキから「夢に出てきた理事長はひげがなくて素敵だった」と言われ、サキが自分に好意があるのではと密かに浮足立つ。ところが週末、息子の和繁(庄野崎謙)が恋人候補として自宅に連れてきた女性はなんとサキで…。
その頃、直美(内田有紀)のもとに、本田の同僚だという女性・道子(伊藤麻実子)がやってくる。「本当のことを記事に書いてほしい」という道子から、本田の変貌の陰に女性の存在があると聞いた直美は、本田がその女に“人格を壊すスイッチ”を押され、犯罪に走らされたのではと疑念を抱き、事件の真相を追うことに…。
 
<出典>フジテレビ公式

第7話のネタバレはここをクリック
悪夢
「私は隼人のこと弟だって思えない時がある。隼人は?」
 
隼人は何も言わずにサキを残してホテルを出て行った。隼人がそのまま家に帰ると寝ていた百合香が目を覚ました。雨に濡れた隼人は百合香に向けて静かに言葉を発した。
 
「百合香、ごめん。俺に時間くれないか?ごめん」
 
隼人は精神的に追い詰められていたが、それを取り払うかのように翌日仕事に戻った。
 
サキはニュースで本田が同僚を殴打し重傷にさせた上で逃走しているというニュースを目撃し、その本田本人からかかってきた電話に出た。本田はその前に何度も電話をかけていたが、サキはずっと電話には出なかったのだ。
 
サキは世間話のように、暗に本田に一人でなんとかするように示し、本田は言おうとしていたことを言うことなく、なんでもないとサキに言った。
 
「あなたに会えてよかった」
 
「私もよ」
 
「さよなら」
 
そして本田は逃亡をやめ出頭しようとしたところで警察に確保された。
 
本田との電話を切ったサキはステーキを取り出して焼き、本田の生まれ年のワインをたしなんでいた。
 
 
サキの過去と真実
サキは夢を見ていた。夢を見ながらうなされていた。夢に出てきたのはちょうどサキが20歳くらいの頃の出来事だった。
 
とある日、実家に帰宅した際、サキはサキが血の繋がらない子供だと両親が話しているのを偶然聞いてしまったのだった。それを聞いたサキは取り乱し、狂ったように部屋の中を探した。すると自分がサキと名付けられたことが書かれた小さな紙と2万円が入った御守を見つけた。サキはその時自分が捨てられて今の両親のもとに拾われたのだとわかったのだった。
 
それからサキは、実母の明美(朝加真由美)を探し出し、見つけることができたのだが、なかなか話しかけることができず、遠く離れたところから見守っていた。明美は庭に咲くダイアモンドリリーを大切に愛でながら育てており、サキもダイアモンドリリーの花を愛するようになった。
 
数年後、サキはダイアモンドリリーを手に、明美に自分が捨てられた娘だと名乗ろうと決心し、明美を待ち伏せしていた。すると明美は突然その場に倒れてしまった。明美は救急車で運ばれ、サキも必死で介抱をしたが、明美の命は助かることなく、亡くなってしまったのだ。
 
病院で隼人が明美にすがりつき泣き崩れる姿を見たサキは何も言えずにその場から立ち去っていった。
 
 
悪魔の足跡
サキは職場の食堂で繁之に会うと、意味深に繁之を質問攻めにした。そしてサキは夢の中に出てきた繁之は髭がなかったと言い、髭のない繁之は生き生きしていて素敵だったと告げる。
 
仕事終わりにワインショップへ立ち寄ったサキは和繁とデートの約束について話し合うが、なかなか都合が合わないでいた。和繁はサキの職業が看護師だと聞き、しかも自分の父の繁之が理事長を務める病院の看護師だと知ったことで、サキを家に招待することにしたのだった。
 
繁之は和繁から紹介したい女性を家に呼ぶと聞かされ身なりを整えようとすると、食堂でサキに言われたことを思い出し、髭をそり落とすことにした。
 
サキは和繁と一緒に繁之と恵を驚かせようと、顔見知りの自分が訪れることを秘密にして須藤家を訪れた。
 
繁之はサキの姿を見て驚き、驚きのあまり終始会話を発することなく、心ここにあらずの状態だった。
 
 
浮かび上がる女性
本田が事件を起こしてから、本田が働いていた日整空調管理従業員の従業員たちは本田の実情を語らず、取材を受けても自分たちの都合のいいような発言ばかりしていた。
 
従業員の浦田道子(伊藤麻実子)はそんな従業員たちが許せず、以前名刺をもらった直美の元を訪れた。
 
道子は本田が本当は自分の意見を押し通すのが苦手で、穏やかで優しくいい人だったと言い、直美に本当のことを記事にしてほしいと訴えた。
 
「少し前から本田さんは変わりました」
 
「どんな風に?」
 
「かっこよくなって強くなったっていうか、自分に自信を持つようになって、自分の存在をアピールし始めたっていうか」
 
「どうして?」
 
「ある女性と知り合ってからだと思います」
 
道子は名前はわからないと言うが、その女性と本田が一緒にいるところを見て、明らかにその女性と出会ってから人が変わったようになったと告げた。
 
その話を聞いていた隼人は道子と本田の会社名を聞くと、サキが家に連れてきていた本田のことを思い出した。そして道子から本田の写真を見せられ、本田といた女性がサキだと確信した。
 
 
辿り着いた真実
岩城と直美は道子の証言を受け、誰かが故意に人を壊すスイッチを押しているのだという見解を思い描いていた。そのスイッチで自殺する者もいれば、人を攻撃する者もいると。その話を聞きながら隼人は自分の姉がそのスイッチを押す悪魔なのではないかという疑いが確信に変わろうとしていた。
 
須藤家を訪問した翌日、サキは理事長室で繁之にそのことでお礼を述べた。サキは和繁からも聞いていた家族の話を羨ましいと繁之に話すと、繁之がふとサキの両親について聞いてきた。
 
「私の母は殺されたんです。だからもうどんな願いも何も叶わない。全てを奪われてしまったから」
 
サキは意味深な表情で繁之に告げた。
 
一方真相に辿り着きつつあった隼人は仕事帰りにサキの家を訪れた。
 
「姉ちゃん、何があったんだよ、野村さん、中川さん、本田さん。偶然なんかじゃないんだろ?全部話してよ」
 
「何を?」
 
「3人とも全部姉ちゃんが共通点だろ?姉ちゃん、あの3人に恨みでもあった?だから復讐のため?何があったんだよ。何が姉ちゃんに。本当のこと話してよ。どんなことでも、俺どんなことでも聞くから、俺も一緒に引き受けるから」
 
「どうして?」
 
「姉弟だろ?姉ちゃんは俺の姉ちゃんだから」
 
「弟じゃない。私たちは他人よ。他人なの」
 
「嘘だ。偽物ならなんで俺の前に現れたんだよ!」
 
「それは、あなたがお姉さんを欲しがっていたから。会いたかったんでしょ?お姉さんに。だから私が君のお姉さんになってあげようと思ったの。楽しかったね、姉弟ごっこ。君も気持ちよかったでしょ?恨んでないなんて言われて。そう言ってもらいたかったんだよね?私血の繋がりを何の疑いもなく信じてる人たち見ると、虫酸が走るのよ」
第7話の感想はここをクリック
隼人が本当の姉弟じゃない!?サキから衝撃の発言が飛び出し、血の繋がりを信じる人をみると虫酸が走ると暴言まで吐き出しました。隼人の心はもうボロボロのようですよね。
 
サキの発言で更に精神的に追い詰められていっているのを見ると、隼人の壊れるスイッチがもう押されようとしていることがわかります。隼人もサキのターゲットの一人だったんですね…身も心もボロボロになった隼人はサキの行動を止めることができるのでしょうか。
 
そしてサキの母親の死がこの復讐に関わっていることがわかってきましたが、その真実とは一体なんなのでしょう。謎がだんだん解き明かされてきているので、次回の展開も気になります。
<見逃し動画>第6話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第6話の公式あらすじ

サキ(仲間由紀恵)の周辺で、野村(萩原聖人)と中川(姜暢雄)の2人が自殺していることを知った隼人(三浦翔平)は、サキが間接的な殺人を犯しているのではないかという疑惑を抱き、ついにサキにぶつける。が、サキから「私を疑っているの?」と機先を制され、言葉に詰まる隼人。疑いを拭いきれない中、「二度あることは三度ある」という上司の濱田直美(内田有紀)の言葉をきっかけに、隼人は、サキと一緒にいた本田(岡田義徳)という男のことが気にかかり始める。
一方、サキに励まされ自信を取り戻した本田は、仕事場で積極的に意見し上司に褒められる。が、同僚の反感を買い、これまで以上にひどく殴られてしまう。
サキの元を訪れ、「俺なんて生きてる意味ない…」と弱音を吐く本田。そんな本田をサキは、意外にも本気で叱咤し勇気づけるのだった。
また、病院では、理事長の須藤(高嶋政伸)が、サキから「職場の人間関係に悩んでいる」と相談を受ける。しかし、小児科から異動することを提案した須藤に対し、突然怒りをあらわにするサキ。誰からも叱られることのなかった須藤は、一層サキのことが脳裏に占め始める。
サキの言葉で自信を取り戻し、見違える変貌をとげていく本田。そんな中、仕事場で再び嫌がらせを受けた本田は、思いもよらぬ行動に出て大事件を起こしてしまう。
 
<出典>フジテレビ公式

第6話のネタバレはここをクリック
隼人の猜疑心
隼人はサキの身近にいる男性が次々と自殺で亡くなっていることに気付き、胸騒ぎが止まらなかった。思い立って会社を出てサキの家に向かうと、そこにはサキの新たなターゲットである本田がいた。サキは本田を隼人に紹介し、本田はそのまま帰っていった。
 
「知り合いなの?」
 
「そうね、少し前に知り合ったの」
 
「中川って人。姉ちゃんが付きまとわれてた元患者だって人」
 
「彼がどうかしたの?」
 
「死んでた。自殺してたんだ。野村さんもそうだった。姉ちゃんの周りで短期間でこんな2人も。なんでそんなことになってんだよ。その中川って人とはどうゆう関係だったんだよ。IT企業の社長で周りからは充実した毎日に見えたって。この間スイッチの話したよね。野村さんは、瞬間的にスイッチが入ったんじゃないかって。中川って人もそうだったのかもしれない。でももし……もし……故意にスイッチを押す人間がそばにいたとしたら」
 
「中川さんのこと、私に知らせに来てくれたの?それとも私を疑ってるの?」
 
「そんなんじゃ」
 
「本当は何を抱えてたかなんて他人にはわからないんじゃないかな。いい人に見えたって、どんな生き方をしてきたかなんてわからない。罪を隠して平気な顔をしている人だっているかもしれないしね」
 
疑われても仕方ないと悲しそうな目をするサキに、隼人は混乱していたとサキに告げ、その日は帰っていった。
 
 
悪魔のささやき
「偶然の出来事が二度続くことってあると思いますか?」
 
「二度まではあるんじゃないかな?でも3度の偶然はないと思うな。もし3度目があったとしたら、そこにはきっと誰かの意図や思惑があるはず。まぁ2度あることは3度あるっていうけどね」
 
隼人は肇や野村の自殺のことを考え込み、ふと直美に尋ねると、直美の返答を聞き、サキの家で会った本田のことが気にかかり始めた。
 
その頃サキは本田と食事に行っていた。サキは本田が以前からしきりに“俺なんて”と言っていることを指摘すると、本田を諭すように語り掛けた。
 
「だめよ。もう俺なんてって言っちゃダメ。今のあなたは周りから頭を押さえつけられて自分をできないと思い込んでいるけど、絶対にそんなことはない。周りがあなたの価値に気付けないでいるだけなのよ。あなたはできる人よ。思うことや意見があったら言ってみたら?」
 
「俺が?」
 
「そう、きっと周りがあなたの価値に気が付く。あなたの代わりはいないのよ」
 
翌日、サキは職場の食堂で理事長の繁之を見かけ、話しかけた。サキが昼食を摂っていないことから何か悩みがあるのかと聞く繁之に、人間関係で悩んでいると呟くサキ。
 
「他の科に移りますか?僕が言えば大丈夫ですよ」
 
「失礼します」
 
「ちょっと……」
 
「理事長は、やっぱり違う世界に生きている方だったんですね。仕事ってそうゆうものじゃないでしょう。こういうことで科を移るとか、そういうこと簡単に言わないでください。権力とか立場とかそういうもの使ってもなんの解決にもなりません」
 
サキは怒ってその場から立ち去って行った。
 
繁之は家に帰ってもサキに言われたことが頭から離れず、悶々とする時間を過ごしていた。
 
 
変化
サキの励ましの言葉を受け、職場で意見を言うなどして社長に褒められた本田。しかし同僚からは面白くないと思われ、その夜暴行を受けた。
 
暴行されボロボロになり、俺なんてとぶつぶつ言いながら道を歩く本田のもとに、サキが駆け寄ってきた。
 
「俺なんて生きてる意味ない」
 
「なんてこと言うの。何があったかわからないけど、勝手にそんなこと思わないで。生きてる意味ないなんて、そんな風に思っては絶対にいけない。だってこれからなんだから。これからなんだから。この世にあなたの代わりはいない。わかった?」
 
そしてたまたま通りかかった隼人はその様子を見守っていた。
 
 
新たなターゲット
繁之に反発したことで気まずい雰囲気だったサキ。しかし繁之は自分の立場のことで意見を言う者や、叱ってくれる者がいなかったとし、サキの意見をこれからも聞きたいと告げた。
 
「私を許してくれますか?」
 
「素敵ですね。私、そういう男性好きです」
 
サキは繁之に微笑みかけた。
 
サキは勤務後、和繁がいるワインショップへと立ち寄った。仕事が忙しくて行けなかったことを謝ると、サキはお詫びにと和繁にロールケーキの差し入れを渡した。そしてサキはすかさず本田の生まれ年の81年の赤ワインを購入したのだった。
 
和繁が家に帰るとそこには繁之と繁之の妻の恵(富田靖子)がいた。和繁は繁之の息子だったのだ。
 
 
感情破裂
本田はサキに励まされてから人が変わったように明るくなり、ファッションにも興味を持ち出すようにもなった。そして明るくなった本田の仕事ぶりも順調で、以前と比べて笑顔も増え、生き生きとして過ごすようになっていた。
 
しかしその様子を見ていた同僚からはが本田がリストラ対象だと聞かされ、バカにされ罵られた。
 
「おめーの代わりなんていくらでもいんだよ!」
 
その言葉を聞いた本田は突然目つきを変え、工具を持つと同僚達に殴りかかった。そして何度も何度も殴り続けた。
 
「俺の代わりがいるわけないだろ!」
 
一方隼人はサキを疑ったことを謝り、2人で食事をしていた。しかしサキは隼人が話す家族の話を聞き気分が悪くなり、皿を割ってしまったり、途中で離席したりなどしていた。
 
酔っぱらった隼人は気付いたらサキとラブホテルに入っていた。なぜここにいるのかと聞く隼人にサキは隼人が酔っぱらって入ろうと言ったと告げる。 
 
「なんでこんなとこ。ごめん」
 
「ううん。私は平気だよ」
 
「俺あんまこういうとこ来たこと来たことないから落ち着かないっていうか」
 
「違う。隼人と寝ても平気って意味。姉弟って言っても私たちずっと離れてたんだし、そうなっても仕方がないんじゃないかな」
 
「何言ってんだよ、そんなおかしいだろ」
 
「冗談に決まってるじゃない。もう隼人ったら、本気にしちゃった?」
 
隼人は真剣な表情で笑うサキの腕を掴んだ。
第6話の感想はここをクリック
ついに新たなターゲットの本田がサキに目覚めさせられて(?)しまいました。今回は自殺に追い込まれているわけではなく、むしろ自殺を止めるような説得もしているわけですが、次第に本田に自分の感情を出すようにコントロールさせられているような気がしますね。そして暴行をしてしまう側にまわってしまいました。基本的にはサキが言っていることは正論だし、ベクトルが良い方向に向かって入ればサキの言葉は優しく励ましになっていい言葉だと思うのですが、心の奥底の闇が見えた瞬間や、相手を追い詰めている時は恐ろしくて恐怖で仕方ないですよね……基本的には優しく追い詰めているところがまた恐怖をあおられるところでもあります。
 
また、ワインショップの店員和繁が理事長の繁之の息子だったということがわかり、2人にじんわり近付くあたりサキのターゲットなのだと想像ができます。2人がターゲットなのか、どちらもターゲットなのか、次回はサキがどのように相手を破滅させようとしていくのでしょうか。
<見逃し動画>第5話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第5話の公式あらすじ

野村(萩原聖人)の葬儀がとり行われる中、隼人(三浦翔平)と直美(内田有紀)は、サキ(仲間由紀恵)から亡くなる前の野村に異変はなかったと聞くが、あまりに突然の死に納得できないでいた。
一方、空調整備員の本田(岡田義徳)は、サキと偶然再会。先日、サキが落とした手袋を拾って、本屋のレジに預けてあると伝える。屈託のない笑顔で礼を言うサキに、高揚感を覚える本田。本田は日頃、同僚からバカにされ、孤立していたのだった。
その夜、隼人はサキの自宅を訪れ、野村の死がふに落ちないと話す。するとサキは「野村がなぜ死んでしまったか知っている」と切り出し、隼人を愕然とさせる。しかし、姉であるはずのサキに魅かれ始めていた隼人にとって、実の妹を愛してしまったという野村の自殺理由は、否定できないものになっていた。雑念を振り払うようにシャワーを浴びる隼人。
日曜日、サキが来ると予想した本田は、本屋へ出かけ、手袋を取りに来たサキと再会。サキから「お礼がしたい」と食事に誘われ、胸が高鳴る。また、病院理事長の須藤(高嶋政伸)も、無意識に院内でサキの姿を探すようになっていた。
そんな中、隼人は同僚の記者・岩城(石黒英雄)の取材資料の中に、かつてサキにつきまとっていた中川(姜暢雄)の写真を見つけ、中川が自殺していたことを知る。野村だけでなく、サキの周囲で男が2人も自殺していることを知った隼人は…?
 
<出典>フジテレビ公式

第5話のネタバレはここをクリック
謎の自殺の真相
野村が自殺したことを受け、直美と隼人は野村の葬式へと足を運んだ。直美はなぜ野村が自殺した全く信じられないといった様子で、サキにも野村のことを聞き出そうとしていた。
 
サキが野村の葬式に現れると、祐樹はサキに抱き着きながら泣きじゃくっていた。
 
直美は葬式でサキの姿を見つけると、記者としてではなく、知人として野村の死を不思議に思っているとした上で、野村が何か悩みを抱えていなかったかなどをサキに尋ねた。
 
サキは野村が妹と音信普通だったことや、伊豆で妹と待ち合わせをしていたことを告げるが、肝心の野村が何に悩んでいたのかということは口にしなかった。
 
直美はサキの話を聞いても納得がいかない様子で、必要以上に野村の死を疑問に持っており、隼人も身近に起きた野村の自殺を受け、深く考え込んでいた。
 
サキは野村の葬式の後野村の家に立ち寄り、野村が祐樹への思いを書いていた万年筆を使い、便せんに言葉をしたためた。
 
 
接近
本田が職場で作業していると、目の前をサキが通りかかる。本田が声をかけるとサキは快く本田に近寄っていき、本を探してくれたお礼をした。
 
「あの……手袋」
 
「あ……本屋さんだったんだ。どこでなくしちゃったんだろって探してたんです」
 
本田はたどたどしい口調でレジに手袋を届けたと言い、サキはお仕事頑張ってくださいと言いながらお礼をした。
 
本田は仕事ぶりは真面目だったのだが、性格的に少しとろいところがあり、客からもクレームを受けることが多く、職場の仲間にもバカにされる日々を送っていた。周りに感謝されたことのない本田は、サキから感謝されたことに異様に嬉しさを感じ、サキのことが頭から離れなかった。
 
 
野村の秘密
隼人がサキの家で一緒に夕食を取っていると、隼人は直美が野村の死が思い腑に落ちないと思っていると口にした。するとサキはふと隼人に気にかかることを言い出した。
 
「私、知ってるの。野村さんがどうして亡くなったのか。祐樹さんにも直美さんにも言えなかったけど。知ってる。野村さんはね、祐樹さんのこと愛していたのよ」
 
「祐樹さんって?」
 
「そう、血のつながった実の妹。野村さんの一方的な片思いだったけど」
 
「そんなことって……」
 
「絶対にないって言いきれる?……言い切れる?色んな兄弟がいる。色んな育ち方をした姉弟がいる。真面目で不自由な人だった。世の中のタブーを犯してしまいそうな自分に苦しんでた。だからってそっちを選ぶなんて」
 
「警察には?」
 
「言ってもいいと思う?野村さんが死んでも守りたかった秘密を話すことになったとしても。何も知らない祐樹さんを傷付けることになったとしても」
 
隼人は黙ってサキの話を聞き、妹を愛していたという話にショックを受けたが、それ以上何も言うことができなかった。そしてサキの家を後にすると、思い詰めた表情を浮かべながら帰宅した。
 
 
ターゲットへの伏線
病院の理事長の繁之は病院で見かけた女の子が捨てていたおもちゃを女の子に渡そうとするが、女の子はいらないと拒否をした。その姿を見ていたサキは繁之に話しかけると、世間話で繁之の息子について尋ねた。
 
本田はサキがいつも同じ時間に本屋に行くと言う言葉を思い出し、サキと遭遇した書店へと向かった。すると仕事を終えたサキが書店へと足を運ぶのを見かけ、入口付近でサキが出てくるのを待った。
 
サキはお礼を言いたいから食事でもしないかと誘い、本田の連絡先を聞き出すと、近いうちに必ず連絡すると言って去っていった。
 
その後、サキが最近よく立ち寄るようになったワインショップで試飲をしていると、店員の和繁から休日にワインバーに行かないかと誘われた。サキはシフトが出た後にワインショップに寄るからと約束して店を出た。
 
その頃、本田はサキからの連絡を心待ちにしていたが、サキはその後何日も本田に連絡をすることもなかった。また、和繁も約束した日にサキが来ることを待ちわびていたが、その日、サキがワインショップに現れることはなかった。
 
 
疑念
サキからの連絡を忘れかけていたその時、本田はサキからの電話を受け、クーラーが壊れたのをなんとかしてくれないかと頼まれ、仕事で使う工具を持ってサキの家に向かった。
 
サキに言われるがまま部屋に案内されると、無事にサキの部屋のクーラーを修理した。代金はいらないと言う本田にサキは食事でもどうかと言い、部屋で料理を振舞うことにした。
 
サキは仕事がうまくいっていないと自信を無くす本田に対し、励ましの言葉をかけ続けた。そして周りがあなたをわかっていないと優しく告げた。
 
その頃隼人は、職場で岩城が現代社会の闇として自殺を取り上げた記事を作成していたことを受け、直美と岩城と野村の自殺について語り合っていた。直美は誰かがうまく誘導して自殺に追い込んでいるのではないかと推理するが、現実的にはあり得ないだろうと話した。隼人が直美に言われたことについて深く考えていると、岩城が取材していた肇が自殺した記事を見つける。その記事をみるなり、サキと関わっていた人物が立て続けに自殺していることに気付いた隼人は驚愕するとともに、次第にサキに疑念を持ち始めるようになった。
第5話の感想はここをクリック
ついに野村を自殺に追い込むことに成功したサキ。野村の秘密が公にできることではないのをいいことに、敢えて隼人にだけ秘密を打ち明けています。隼人もサキの言うことが正しいと思っていますし、誰でもそのような状況だったら隼人のような対応が普通だと思いますが、それをサキがきっと見抜いているんですよね。
 
サキをストーカーしていた肇も自殺したということがわかり、さすがサキの周りで自殺者が続出していることから、隼人もサキに疑念を持ち始めているように思います。隼人はサキに好意を抱いてますし、ずっと会いたかった姉なわけですから、そうそう疑うことはできないのではと思ってしまいますが、隼人は果たしてそのことをサキの本性を暴くことができるのでしょうか。次回の展開が気になります。
<見逃し動画>第4話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第4話の公式あらすじ

サキ(仲間由紀恵)に勧められ、野村(萩原聖人)は妹・祐樹(原田佳奈)への秘めた恋心を手紙に書こうと決意するものの、いざとなると筆が進まずにいた。そんな野村の様子を密かに確認し続けていたサキは、祐樹にも声をかけていることを隠して、週末、伊豆旅行へ行こうと野村を誘う。
一方、誕生祝いの途中でサキが野村とのデートを優先したことに軽い嫉妬を覚えていた隼人(三浦翔平)は、サキから電話で「隼人に祝ってもらえたことが一番嬉しかった」と礼を言われ、喜ぶ。これから仕事で野村と会うと隼人が明かすと、サキは突然思いついたように「お礼がしたい」と言って、隼人を自宅に誘う。
ところが、サキの自宅を訪れると、隼人の恋人・百合香(黒川芽以)も招待されていた。2人きりだと思い込んでいた隼人はショックを覚え、自分との関係を嬉々としてサキに語る百合香に、声を荒げてしまう。その後、隼人は同僚の岩城(石黒英雄)に姉がいることを知り、初めて姉に彼氏ができたときの気持ちを聞く。嫉妬などなかったと答える岩城に、つい、今読んでいる小説の話だとごまかす隼人。すると岩城から「血の繋がりがなかったっていう結末に決まっている」と断言されてしまい…。
一方、前夜、サキとの約束をキャンセルされた野村は、とうとう、決して人には知られたくない、知られてはいけない、妹・祐樹への秘めた思いを手紙に書きつづっていた。
そしてついにきた週末。手紙を書き終え、晴れやかな気持ちでサキと伊豆旅行に訪れた野村を待っていたものは…。
 
<出典>フジテレビ公式

第4話のネタバレはここをクリック
闇へと誘う万年筆
野村はサキからもらった万年筆を手に取り、サキに言われたように胸の内をすべてを書き記そうか迷っていた。するとサキが会いたくなったと言い、突然野村の家にやってきた。野村は一緒にワインをたしなみながらサキの話を真剣に聞いた。
 
「私いつも考えていることがあるの」
 
「何を?」
 
「どう生きることが幸せなのかなって。答えは単純なのよね。やっぱり自分の思う通りに素直に生きること。野村さんは?自分の思う通りに素直に生きてる?」
 
野村はみんなが好きなように生きていたら世の中の秩序を保つことができないと言い、サキはその発言を聞き野村を不自由な人だと笑った。
 
そしてサキは苦しい思いがあると手紙を書き、その手紙を書くとその中ではなりたい自分になれると言った。
 
「自由は一番の幸せ。不自由は一番の不幸せ。なんてね」
 
ふとサキは週末に伊豆に旅行へ行こうと野村を誘い、合鍵をもらって野村が仕事へ行くのを見送った。そして野村の机の引き出しに何も書いていない便せんと万年筆を見つける。
 
 
サキの思惑
サキは隼人に電話をすると家に来て食事をしないかと誘った。しかしサキは野村にも仕事が早く終わるから食事に行こうと誘っていたのだ。隼人は仕事で野村に会いに行くとサキと付き合っていることを聞かされる。そして野村はサキに食事に誘われたが断られてしまったと口にした。
 
隼人がサキの待つ家に行くと、そこにはサプライズで百合香が来ていた。百合香は隼人の好物の肉じゃがをサキに教わっていたのだが、百合香の登場に隼人は浮かない表情をしていた。
 
百合香と隼人の馴れ初めを楽しそうに聞くサキ。しかし隼人はその話をやめようとするなど、明らかに不機嫌そうな態度に変わってしまった。帰り道に百合香はなぜ怒っているのかと聞くが、隼人は百合香の話をほとんど聞かずに空返事をするばかりだった。
 
「私、いない方がよかった?」
 
「何言ってんだよ?」
 
「だってそういう感じだったよ?私のこと邪魔者みたいに。もういい」
 
百合香はそのまま怒って帰って行ってしまった。
 
 
魔の伊豆旅行
サキに約束を断られた野村は一人バーに立ち寄ると、サキの言った言葉が頭から離れず、悶々としていた。そして家に帰り、勢いづいたかのように万年筆を取ると、心の内を全て便せんに書き記していった。
 
サキはもらった合鍵で野村の部屋へ行くと便せんに万年筆で書いた跡を発見する。そして本棚にある本の中から封筒に入った便せんを見つけ、野村の祐樹への愛情や思いを目の当たりにした。
 
何事もなかったかのように野村の帰りを待ち受け、翌日伊豆に旅行へ出かけた野村とサキは見晴らしの良い場所で休憩をした。
 
「じゃぁね野村さん。私とはここでお別れよ」
 
「どういうこと?」
 
「ホテルにはあなた一人で行ってね」
 
「サキさんは?」
 
「私は行かない。あなたのこと待ってる人がいるから。あなたが誰にも見せない心の底で本当に愛してる人。わかるでしょ?」
 
野村はサキの言っていることがさっぱりわからないと訴えた。
「あなたは祐樹さんを愛している……」
 
「さっぱりわからない」
 
「そう。でも手紙にはそう書いてあったわ。伝えたい。伝えて受け入れてくれたら死んでもいい。でもそんなことはできない。死んでもできない。祐樹に嫌われるくらいなら、彼女を汚すくらいなら死んだ方がまし。可哀想に。ずっと苦しんできたのね。血のつながった実の妹を愛してるなんて世間では許されないことだもんね」
 
サキは野村の手紙を祐樹に渡したと言い放ち、野村は泣きそうになりながら激しく動揺する。
 
「彼女は……受け入れた」
 
サキはそういうと笑顔でうなずいた。そして彼女のところへ早く行くようにと野村を後押しした。
 
 
愛のために選んだ死
野村が車を走らせるとそこには祐樹の姿があった。祐樹は野村の姿を見て駆け寄ろうと走っていったが、野村は祐樹を残してハンドルを切り、別の方向へと車を走らせた。そしてその後、野村は崖から落ちて投身自殺を図ったのだった。
 
サキは野村の姿を確認するかのように崖の下の海を覗き、手紙を破り捨てようとして思い留まると、代わりに合鍵を投げ捨てた。
 
その後、サキはワインショップへ向かい、頼んであったシャトームートンロシュフォールを購入。家に帰ると冷やしてあったステーキ肉を取り出して焼き、野村の生まれ年の赤ワインと一緒においしそうに口にした。
 
翌日、隼人は直美から野村が自殺したと聞かされ、会社を飛び出しサキの元へ向かった。病院にいつものように勤務していたサキは隼人から野村の死を聞かされ動揺を見せるが、静かに仕事に戻ろうとした。
 
話し込んでいた理事長の須藤繁之(高嶋政伸)は訃報を聞き落ち込む様子のサキに励ましの声をかけた。
 
 
次なるターゲット
サキは赤い手袋をはめて書店に向かい、一人音楽を聴きながらゲーム雑誌を読んでいた本田典史(岡田義徳)に話しかけた。
 
サキは小学生の男の子がほしいと言ったゲームの攻略本がどこにあるかわからないと言い、本田に教えてほしいと頼んだ。
 
探していた本が見つかり、快く礼を言って去っていったサキ。本田はその書店でサキがはめていた赤い手袋が落ちているのをみかける。サキのものだと確信し探し回る本田だったが、サキの姿は見つからなかった。
 
「本田典史……」
 
サキは夜道を歩きながらそう呟いていた。
第4話の感想はここをクリック
ついに野村を追い詰め自死へ追い遣ったサキ。手紙にすべてを書かせるために言葉や行動で巧みに野村を操り、闇へ誘うと、おいしそうに野村の生まれ年のワインとステーキを食べていました。サキは手紙を持っていたので祐樹に手紙を渡したというのは嘘なのかなとも思いますが、破ろうとして思い留まっていました。なぜ手紙を破り捨てずにとっておくことにしたのでしょうか。次回になにかヒントがあるのかもしれません。
 
前回に引き続き、サキは隼人や野村などの男性たちの嫉妬心を煽っている様子がうかがえました。一般的に男性は競争心が強いと言われているので、その部分を利用しているのだと思われますが、嫉妬を操るとは恐ろしいですし、美しい女性じゃないとできないと思います。このドラマをみると近くにいる優しい美女が怖くなってしまうかもしれませんね。
 
すでに次のターゲットに接触したサキですが、次は一体どんな風に追い詰めていくのでしょうか。怖いですが次回が気になります。
<見逃し動画>第3話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第3話の公式あらすじ

野村(萩原聖人)の断ち切れぬ思いの相手・祐樹(原田佳奈)が、野村の実の妹だったと知ったサキ(仲間由紀恵)は、野村の不在に家に訪ねてきた祐樹をランチに誘い出す。最初は戸惑っていたものの、優しく聞き上手なサキに徐々に心を開いた祐樹は、野村との生い立ちを打ち明け、現在離婚を考えているが兄が相談に乗ってくれないのだと告白する。サキは、「私に任せてくれる?」と申し出る。
夜、帰宅した野村は、サキが置いていった手紙に気がつく。野村を傷つけたことをわびる内容を見た野村は、再び電話でサキを食事に誘う。
一方、取材帰りの隼人(三浦翔平)は上司の直美(内田有紀)に、親戚の誕生日プレゼント選びを手伝ってほしいと持ちかける。真剣に品物を選ぶ隼人に、目ざとく恋心を感じ取る直美。その帰り道、2人は、食事に行こうとしていた野村とサキに出くわす。隼人は思わず無愛想な態度をとってしまい、直美から「ヤキモチやいているみたい」とからかわれてしまう。
レストランでは、サキが野村に生い立ちを尋ねていた。祐樹から話を聞いたとは言わず、巧妙に妹の話題に水を向けるサキ。何も知らない野村が「妹がいるが離婚したがっている」と話すと、「野村と夫を比べてしまうから仕方がない、運命の相手は他にいるはず」などと意味あり気に言い、野村を動揺させる。
翌日、港南総合病院の廊下でサキは、理事長の須藤(高嶋政伸)とその妻・恵(富田靖子)と会う。須藤が恵を紹介すると「理事長は愛妻家だって病院中のうわさですよ」と恵をうらやむサキ。そんなサキの言葉に、恵は屈託なく応じるが、須藤の胸には何故か複雑な思いがよぎって…。
 
<出典>フジテレビ公式

第3話のネタバレはここをクリック
祐樹に近付くサキ
祐樹は野村の部屋にサキがいることに驚く様子を見せたが、サキに簡単に自分の自己紹介をした。祐樹は東京に来ていて会いたいと兄の野村に留守電を残し、そのまま帰ろうとするが、サキはせっかくだからと祐樹を昼食に誘う。
 
なかなか予約の取れないピザの店へ向かい、2人が他愛もない話をしていると、祐樹とサキが同い年だということがわかった。そのことから親近感が沸き、2人は一気に距離を詰めていった。
 
祐樹は早くに両親を亡くし、野村が親代わりだったという複雑な家庭事情を話し始め、自分の高校時代、進路で迷っている不安定な時に兄が支えになっていたことを吐露する。そして、その後ちょうど弁護士になることができた野村に手帳をプレゼントしたのだった。野村が大切に使っている年季の入った手帳は祐樹からの贈り物だった。 
しかし祐樹は結婚してから6年ほど野村と会っていないと言い、加えて自自身が離婚を考えていることを打ち明けた。サキは熱心に祐樹の話を聞き、励ますと、自分にまかせてくれないかと提案する。
 
祐樹は初めてあった人にこんなに自分のことを話したのは初めてだと微笑みながら言った。
 
その頃、野村は謝りの言葉が連ねられた置手紙を残していったサキのことが気にかかり、電話をかけた。サキは一度目は食事中のため出なかったが、のちに折り返し野村に電話をした。
 
「あの、手紙読みました。謝らなければいけないのは僕の方です。勝手な私用で感情的になってしまって本当に申し訳ありませんでした。もう一度、会っていただけませんか?」
 
 
追い詰めていくサキ
隼人は百合香にサキの誕生日のことを話し、一緒に祝おうと提案した。しかし、サキの戸籍上の誕生日は捨てられた日になっており、隼人はその誕生日を祝っていいものかと気を揉んでいた。家族だからこそ祝った方がいいと百合香に背中を押され、上司の濱田直美(内田有紀)に親戚の誕生日と嘘を付いてプレゼントを選ぶのを手伝ってもらい、その親戚に気があるのではと茶化されていた。
 
その帰りに野村といるサキを目撃し、隼人は複雑な表情を浮かべ、手短に挨拶を済ませてそそくさとその場を後にした。
 
サキは野村とレストランに向かい、謝る野村をなだめると、野村のことを知りたいと言いながら過去を聞き出し、妹の存在打ち明けさせた。
 
「私は高校入試の時が一番親に迷惑かけたなぁ。一番不安定だったって言うか、初めて自分で人生の選択をするときだったからとっても不安で落ちちゃったらどうしようとか、でもお兄ちゃんにすっごく励ましてもらって」
 
サキは祐樹が話していたことを当てつけのようにそのまま野村話し、野村を精神的に追い詰めていく。野村は次々と自分の身の上話をすると、妹が離婚するという話を切り出した。
 
 
嫉妬
「そう、まぁ、それも仕方のない話よね」
 
「え?」
 
「比べちゃうのよ、野村さんとご主人を。今のご主人は運命の相手じゃないのね。運命の相手はほかにいるはず。野村さん、ちゃんと妹さんから話を聞いてあげた?どうしたの?会いたくないの?」
 
「いや」
 
「応援してあげないと、2人きりの兄弟だもの。ね、お兄ちゃん」
 
「やめてくれ……離婚なんていい話題じゃないから」
 
野村はサキの言葉に激しく動揺し、戸惑いを隠せなかった。
 
野村と食事中、隼人からの電話に出たサキ。隼人は明後日一緒に食事でもどうかと言い、食べたいものを聞いてきた。その日は先の戸籍上の誕生日。サキはすぐに帰るからあとで話そうと電話を切る。
 
隼人とサキの電話の会話を聞いていた野村は、嫉妬心を煽られたのか、家に珍しいワインがあるからと半ば強引にサキを誘い、家へと向かった。
 
 
誕生日
野村はサキと段々と親密になっていき、野村はサキのことが気になってたまらない様子だった。サキが誕生日を教えてくれなかったため、隼人にサキの誕生日を聞くと、明日に迫っていたことがわかった。
サキはその間、祐樹と度々会っては野村の話を聞き、結婚式に野村が遅れてやってきたことを聞かされ、意味深な表情を浮かべていた。
 
その後、サキはワインショップに向かい、会員の際に記入した誕生日のことを和繁から持ち出され、お祝いの言葉をもらう。そして来週末までに1973年の赤ワイン、シャトームートンロシュフォールを用意してほしいと告げた。
 
そしてサキは家に帰り、白いロッキングチェアに座りながら自分の誕生日の日付になるまで椅子に揺られながら静かに過ごした。
 
誕生日当日。サキは隼人と待ち合わせをしていた駅に着き、隼人の家に向かうと、誕生日の飾り付けがしてある部屋を見て驚き、隼人に抱き着いて喜んだ。プレゼントの手袋をもらい、はめて喜んでいたサだったが、20時近くになると野村と約束があると言い隼人の家を出て行く。百合香は隼人からもらった手袋をはめずに颯爽とあるくサキの姿を目撃していた。
 
 
禁断への扉
野村の家に行ったサキは、野村の用意した自分の生まれ年のワインを空けてもらい、誕生日を祝ってもらっていた。そしてサキは野村の誕生日がまだ来ないにもかかわらず、プレゼントだと言って万年筆を渡す。
 
「抑え込まれてる思いは日常ににじみ出てしまう。だから私はね、手紙を書くの」
 
「手紙?」
 
「伝えられない思いがあるから苦しくなる。心の奥底に閉じ込めてるつもりでも無意識のうちにその隙間から溢れ出る。周りがどう思うか、そんなことは考えずに、自分の気持ちだけを手紙に書いてみる。そして絶対に誰にも見せない。全部吐き出すとね、すーっとするの。野村さんも書いてみたら?」
 
「幸か不幸か僕には卒業しなきゃならないことなんてないよ」
 
「そうね」
 
野村はワインを飲み酔っぱらって寝付き、夜中に寝言で妹の名を口にしていた。野村は妹とキスをする夢を見ていた。朝目覚めて何か変なことを言っていなかったかと気にする野村に、サキは祐樹の結婚式の話を持ち出した。
 
「バージンロード歩きたくなくてわざと遅れたのよね?でも、どうして?親代わりなのに」
 
「俺がそんなこと?」
 
「言ってたよ」
 
「なんだろう。自分でもわけがわかんない。だめだね酔っぱらいは」
 
サキは祐樹に電話をすると、野村が祐樹に会ってくれることになったと伝え、伊豆まで足を運ぶように告げた。
 
野村は仕事場に向かい、サキにもらった万年筆を手に持つと、胸の内を吐き出すため、紙にすべてを記そうと心に決めたのだった。
第3話の感想はここをクリック
今回は男の嫉妬心を巧みに煽り、隼人や野村を弄んでいるようでした。人の闇や弱みに付け込み、手を下さず精神的に追い詰める場面はさすがですね。野村の妹の祐樹には親しげに近寄り優しく接し、その祐樹を利用して野村には様々な言葉で追い詰めていく様が恐怖そのものでした。
 
現在のターゲットは野村のようですが、他の男たちにも少しづつ近付いていっているので、これからも恐怖の連鎖があるのかと思うとぞっとしてしまいます。そんなサキ自身もまた闇を抱えているようですし、野村への恨みもサキの闇が関係しているのかと思いますが……次週いよいよ野村の精神が限界を迎えてしまいそうですが、恐ろしくも次回の展開が気になってしまいます。
 
優しく礼儀正しく完璧な女性という感じのサキですが、少しずつ疑念を感じている人もでてきているようです。サキやサキが惑わす男たち、そして疑念を抱く人物など、ターゲット以外の周囲の人物が今後どうなっていくのかも見ていきたいですね。
<見逃し動画>第2話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第2話の公式あらすじ

サキ(仲間由紀恵)から「あなたのことをもっと知りたい」と好意をほのめかされた弁護士の野村(萩原聖人)は、サキのことが気になり始める。同性愛者のうわさがある野村には、「祐樹」という人物から、「離婚したので連絡がほしい」という旨のメールが何度も届いていた。苦悩を振り払うかのように、野村はついにサキの携帯に電話をかける。
一方、サキから夕食を作ってあげたいと連絡を受けた隼人(三浦翔平)は、恋人の百合香(黒川芽以)との先約をほごにし、サキと夕食の約束をする。
病院では理事長の須藤(高嶋政伸)が、自分が親睦会に出席しないのを知ってサキが残念がる様子を見て、他の看護師とは違う好感を抱き始めていた。
夕方、サキは隼人の自宅を初めて訪れる。夕食の準備中、サキは「姉弟であることを秘密にしておこう」と提案する。
翌日。サキと連絡がつかない野村は、意を決してサキに会いに行き、食事に誘う。食事中、サキは「断ち切れない恋を忘れる方法は新しい恋をすることだ」と思わせぶりに語る。そして、ほどよく酔って上機嫌の野村に、「今日野村さんの家に泊まってもいいですか?」と問いかけて…。
 
<出典>フジテレビ公式

第2話のネタバレはここをクリック
次のターゲット
サキは冷蔵庫から肉と野菜を取り出し、シチューを料理すると、誰もいれることのない部屋で食事をしながら不気味にワインを楽しんでいた。
 
野村はサキが置いていった映画雑誌を読み、折り目が付いている箇所を見つけた。そこにはとある映画が紹介されており、上映時間の18時の時間に印がついていた。
 
サキは隼人に電話し、仕事が早く終わるからと言い、隼人に食事を作る約束をする。隼人の恋人の百合香(黒川芽以)は隼人と姉の再会を喜びつつも、自分と一緒にいる時間が減ったことに小言を言っていた。
 
サキは隼人の家に向かう前、以前ワインを購入したワインショップで和繁にスパークリングワインを選んでもらい、ショップの会員になると、次は1973年のヴィンテージワインを頼むからよろしくと予告して帰っていった。
 
そしてその頃、サキのことが気にかかった野村は何度かサキに電話をかけるが、サキが電話に出ることはなかった。
 
 
共犯
サキは隼人と食材の買い物をし、隼人の家に向かうと、隼人が食べたいと言った肉じゃがの調理を始めた。
 
「他の人には秘密にしておこう」
 
「え?」
 
「私たちが姉弟ってこと。うちの両親も私が本当のこと知ってるなんて思ってもいないし、私も、なんていうのかな、普通じゃない過去を持っていると思われたくなくて」
 
「うん。あ、彼女、百合香には話したんだ」
 
「そう。彼女ならいいんじゃない?」
 
「あいつも他人には言わないよ」
 
サキはそのうち彼女にも会わせてほしいと隼人に告げた。
 
「私にも紹介できるような人がいればよかったんだけど。つい最近少しいいなって思ってる人がいたの。でも、ダメだった」
 
その後、心配になった百合香が家にやってきて、サキと隼人と百合香と3人で食卓を囲み、楽しい時間を過ごした。
 
サキは家に帰ると、誰もいれることのない部屋で白いロッキングチェアに座り、隼人と両親が写る写真を見つめていた。しかし次の瞬間、その写真を冷たい表情のまま握りつぶしていた。
 
 
仕組まれた待ち伏せ
野村は携帯に何度も電話をかけてくる祐樹(原田佳奈)の電話に困惑している様子だった。祐樹は離婚しようと思うと野村にメールで告げていたが、野村は考え直した方がいいと言い、祐樹の離婚を思いとどまるように必死に説得していた。
 
そして野村は雑誌に印のついていた時間の映画に足を運び、サキが来るのを待った。野村はサキが喫茶店に忘れた雑誌を見せ、野村は偶然を装ったわけではないと訂正を加えると、サキを食事に誘い、2人はレストランへと向かった。
 
サキがなぜ自分を食事に誘ったのかと野村に聞くと、野村はサキが喫茶店で自分に言ったことが間違っていると伝えたかったと告げた。
 
「ルールや規則を守るのも、道から外れずに生きようとするのも、僕の性分なんです。タブーを犯さないよう抑えて生きていると思われると心外です。こうやってタブーを犯すことだってできる」
 
「ごめんなさい。私、失礼なことたくさん言いました」
 
サキは野村に謝ると、野村の生まれ年を尋ねた。野村は突然の質問に少し怪訝に思いながらも1973年と答えた。そして、その年のワインはあまり良くない年だと語りつつ、その中でもシャトームートンロシュフォールというワインが美味しいのだと語り、サキに薦めた。
 
 

「なんでも知ってる野村さんに教えていただきたいことがあるんです。断ち切れない思いを断ち切る方法ってなんですか?」
 
「それはかなわぬ恋をしているということですか?」
 
「野村さんに聞いたのは間違いだったかな。だってそういう恋とは無縁でしょ?」
 
「そんなこと。気持ちわかりますよ」
 
「叶わぬ恋、してるんですか?それとも、過去?」
 
「そのはずです」
 
「その人のために死ねるって思ったことありますか?」
 
「すみません、ちょっと失礼します」
 
野村は激しく動揺し、席を立った。そしてあまりにも鳴りやまない祐樹からの着信に苛立ちを隠せずにいた。
 
「本当はわかってるんです。断ち切れない恋を忘れる方法。新しい恋をすること」
 
サキがそう言いながらワインを飲むと、酒が苦手だと言っていた野村だったが、サキが口を付けたワインを飲み、そのまま2人はバーへと向かった。
 
 
叶わぬ恋の相手
「ねぇ、今日野村さんの家に泊まってもいいですか?」
 
「え?」
 
「ダメですか?」
 
「いや」
 
「隼人を呼んで、3人で3次会しましょうよ」
 
サキはそう言い、隼人に電話をかけたが隼人は張り込みの仕事が忙しく、電話に出ることができなかった。
 
サキは酔っぱらった野村を介抱するような形で野村の家に辿り着き、部屋の中を漁り始めた。すると、祐樹がウェディングドレスを纏った結婚式の写真が出てきた。サキは野村の叶わぬ恋の相手が写真に写る祐樹という女性なのだということを悟る。
 
野村は朝目覚めると、自分とサキの一糸まとわぬ姿に驚愕し、サキに謝罪した。サキは深く考えず、ゆっくりでいいのだと野村を励ました。
 
野村はサキに鍵を預け、慌ただしく家を出て行くと、サキは再び祐樹が写る写真を眺め始めた。そして次の瞬間、家のインターホンが鳴った。
 
サキがドアを開けるとそこには一人の女性が立っていた。
 
「私、野村さんの友人です。すみません、こんな格好で。訳あって夕べ泊まらせていただいて。野村さん、今留守なんです」
 
「そうですか。あのぅ……」
 
「私、野村康介の妹です」
 
「妹さん」
 
「祐樹といいます」
 
「祐樹さん」
第2話の感想はここをクリック
最初のターゲットが片付き、次は野村がターゲットとなっているようです。サキは心理学に長けており、言葉だけでなく、行動で野村を巧みに操っていて、野村はまさに思った通りに行動をしていると見えますね。こうやってサキは相手をどんどん精神的に破滅させようとしています。野村の秘密を握り、ついに妹の祐樹が現れ……?野村の叶わぬ恋の相手はなんと実の妹だったのですね。
 
きっとこのまま妹をうまく利用して野村を貶めようとしているのかと思いますが、サキは今後どのような行動に出るのでしょう、野村もそうですが、隼人のこともうまく操ろうとしているように見えますが、やはり捨てられた恨みなのでしょうか。
 
隼人や野村、そして恐らく1話で自殺に追い込んだであろう肇。男たちを惑わし、破滅に追い込もうとしているサキの目的とは一体なんなのでしょうか。サキの行動やら言動やら、とても恐ろしいですが、気になって目が離せません。
<見逃し動画>第1話
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第1話の公式あらすじ

港南総合病院小児科の看護師・網浜サキ(仲間由紀恵)は、天使のような笑顔とその仕事ぶりで、患者や同僚から頼りにされていた。ある日、生き別れた姉を捜す雑誌記者・新田隼人(三浦翔平)の記事を見たサキは、姉だと言って名乗り出る。親交を深める2人の前に、中川(姜暢雄)が現れ、強引にサキを連れ去ろうとする。何とか逃げ出すが、ストーカー被害を案じた隼人は、知り合いの弁護士・野村康介(萩原聖人)を紹介すると約束。しかしサキは、1人で野村の元へ相談に出かける。
ある日、仕事帰りのサキの前に中川が現れ「今から一緒に来てほしい」と訴える。先日とは違い、親しげに「必ず追いかけるから」と答えるサキ。それを聞いた中川は安堵の表情を浮かべ、去って行く。
その後、隼人を家に招待したサキは、手料理で隼人をもてなす。母と同じ味付けであることに驚く隼人。「姉ちゃんって呼んでいいですか?」と尋ねる隼人に、サキは優しく「いいよ」と答える。
ある日、病院の理事長・須藤繁之(高嶋政伸)が病院の廊下を歩いていると、初対面のサキから突然話しかけられる。単なる人間違いだったが、ひどく恐縮して謝るサキの態度に好感を持つ須藤。
喫茶店で野村と出会ったサキは、ストーカー被害が収まったと礼を言い、野村のことをもっと知りたいと意味ありげに告げる。野村の心はざわついて…。
 
<出典>フジテレビ公式

第1話のネタバレはここをクリック
生き別れた姉弟
網浜サキ(仲間由紀恵)は生まれて間もなく、工場経営に失敗し生活苦に陥った両親に病院の前に捨てられ、その後開業医の義父(藤田宗久)と義母(兎本有紀)に育てられた。現在は港南総合病院の小児看護師として働き、気品と優しさと美貌を兼ね備えたサキは、患者や職員たちからも慕われ、彼女に惹かれる者も多かった。しかしその心の内には美しく優しい心とは正反対の深い闇があった。
 
新田隼人(三浦翔平)は「週刊SPICE」の記者で、生き別れた姉を探していた。隼人は姉が捨てられ、両親が工場経営を立て直したのちに生まれ、両親が死んだ後に姉の存在を知った。しかし隼人が生き別れの姉のことを雑誌の記事にしたところ、偽物の姉を名乗る人物が増加し、隼人はひどく困惑していた。ところが、ある日、サキが姉を名乗って隼人の目の前に現れた。
 
「私、網浜サキ。あなたの姉です」
 
サキはすらすらと自分の身の上を話し出すと、生まれた日が捨てられた日だと告げた。
 
「質問があります。父と母はあなたに何かを残しましたが?」
 
「ええ」
 
「何を残しましたか?」
 
「お守り。お守りの中に小さく折りたたまれた1万円札が2枚入ってたって。全財産だったのよね、きっと」
 
隼人は突然現れた美しい姉の姿に動揺するが、身内しか知らないお守りのことを知っていたことで本物なのではと思い始める。しかし、突然の姉弟の再会に実感がわかず、隼人はどこか不思議な気持ちがしていた。
 
 
サキのストーカー
隼人とサキは新田家の墓参りへ一緒に向かった。サキは結局実の母親に会えなかったことを悔やんだが、たった一人の血のつながった姉弟の再会を果たしたことで希望を取り戻し、これからたくさん話をしようと隼人に告げた。
 
隼人と2人で歩いていると、以前働いていた病院の患者だった中川肇(姜暢雄)が突然サキの腕をつかみ連れ去ろうとした。隼人は暴力的な肇からサキを守ろうとした際に怪我をしてしまい、サキが隼人を部屋へ連れて行き手当てをすることとなった。
 
肇は以前サキが勤めていた病院を退院後、サキと偶然再会。サキとは何度かお茶をした程度だったというが、最近ではサキに執拗につきまとい、待ち伏せをするなど、ストーカー行為を行っていた。
 
隼人は警察に届けた方がいいと言ったが、サキは肇が最近身内に不幸があったことを打ち明け、警察沙汰にして追い詰めたくはないと言った。そこで隼人は自分が記事の関係で世話になっている弁護士の野村康介(荻原聖人)をサキに紹介すると告げる。
 
サキは隼人に野村を紹介してもらう前に、早速自分で野村の事務所へ向かい、隼人の親戚だと言って野村に接触を試みると、ストーカー行為を行う肇のことを相談した。 
野村にも警察へ相談した方がいいと勧められるが、サキは大事にしたくないと言い、結局ストーカー被害を相談できるNPO法人を紹介してもらうことになった。
 
 
忍び寄る影
ある日、隼人の同期の岩城(石黒英雄)が追っていた人物が自殺したということがわかった。その人物はITゲート社長で、サキにストーカー行為を行っていた肇本人だった。
 
その頃、サキはワインショップへ向かい、店員の須藤和繁(庄野崎謙)に31年前の1982年のワインのおすすめを聞き、すすめられた赤ワインを購入した。1982年は肇の生まれ年だった。サキは家に帰り、届いた牛肉をステーキにして焼き、肇の生まれ年の赤ワインをたしなみながら、満足そうにステーキを口にした。
 
その後、サキは思い立ったように隼人に電話をすると、家で食事でもしないかと隼人を誘いだした。隼人は言われるがままサキの家に向かうが、以前来た時に入ってはいけないという部屋が気にかかっていた。
 
サキが隼人に肉じゃがを振舞うと、隼人は箸を止めた。口に合わないかと心配するサキ。隼人は箸を止めたのは、隼人の母親が作る肉じゃがと同じ味だったからだった。 
 
「一つ、お願いがあるの。今度お父さんとお母さんの写真、見せてもらえる?」
 
「これ、持っててください」
 
隼人は両親と自分が写る写真を渡すと、サキは涙を流し、写真の両親に向かって幸せだったと告げた。そして隼人にも幸せだったかと聞き、幸せだったと隼人が答えると、また嬉しそうに涙をこぼした。
 
「あの、姉ちゃんて呼んでいいですか?」
 
「いいよ」
 
 
破滅への道
カフェで康介の姿を見つけたサキ。すかさず康介と同席し、相談のお礼と言って手帳のプレゼントを差し出した。康介は年季の入った手帳を使っており、サキが気を遣って新しいものを用意していたのだ。
康介は気持ちはありがたいといいつつも、規定で職務外で金品を受け取ることができない断りをいれる。金品が受け取れないなら食事でもと誘うサキだったが、康介は頑なに規定でできないと断った。
 
「野村さんも、気を付けてくださいね」
 
「気を付ける?」
 
「ストーカーにならないように」
 
「え?」
 
「だって紙一重じゃないですか」
 
「どうゆう意味ですか?」
 
「長所は短所の裏返しって言うでしょ?古いものを大切にするのは執着心が強いから。弱い人を守りたいという思いで弁護士になられたと聞きましたけど、でもそれって自分の存在価値を誇示したいからともいえますよね。プラス自意識過剰。周りからの評価を気にしないマイペースな性格は自己中心的とも言える。ルールや規則を重んじて少しも道を外れずに生きようとするのは、そうでもしないとタブーを犯してしまいそうで怖いから。だから自分で自分を縛り付ける」
 
「僕の何を知ってるっていうんですか?」
 
「すみません。つい。ひどいこと言ってごめんなさい。でも長所が長所である限り、野村さんは素敵です。確かに、私は野村さんのこと何も知りません。でももし、もしもっと知りたいっていう思いが恋愛の始まりだとしたら、私はすでに野村さんに……」
 
サキは野村が好きだと言った映画の雑誌をその喫茶店にわざと置いていき、その場をあとにした。
第1話の感想はここをクリック
仲間由紀恵さん演じるサキは、美しく心優しく礼儀正しいという、一見とっても素敵な女性なのですが、明らかに二面性のある人物だということがわかり、1話からも何か企んでいるようすが伺えました。まず生き別れの弟に接近し、普通なら感動と喜びの再会というところなのでしょうが、サキからはあまり喜びや感動が感じられないと言うか、なにか別の思惑がありそうという気がしてしまいます。ストーカー行為をしていた肇が自殺したのも、ただの自殺ではなく、サキが仕組んだものだと予想ができますが、サキが手を下した様子は一切ありません。サキは読心術で巧みに相手を操っているのだと推測されますが、今後は隼人もまた同じように操られてしまうのでしょうか。そして、今回登場している野村もまたサキの餌食になっているのか。謎が謎を呼んでいて今後の展開が気になります。
 
仲間由紀恵さんはどちらかというとコメディ作品に出ていることが多いので、ミステリアスなイメージがありませんでしたが、美しくて恐ろしい一面を持っているというサキの役柄もとても似合っていて素敵でした。個人的には三浦翔平さんと石黒英雄さんが出演していたので、ごくせんメンバーだ!と感じてしまいましたが。(笑)
また、サキは、ドラマ「美しい隣人」のサキと同一人物という設定のようです。なのでサキと美しい隣人とを併せて見てみるとまたこのドラマを楽しめるかもしれませんね。

サキ(ドラマ)の内容

公式サイト

あの仲間由紀恵の“悪女”再び!!あの“サキ”が帰ってくる!!
「女は、苦しむ女を見るのが好き」。2011年『美しい隣人』で、女をターゲット
にした悪女を演じ、世の中を震撼させた仲間由紀恵が、
2013年、新たな悪女を、世に放つ!その名も“サキ”。次のターゲットは、男たち。
その女は、すごく“優しい女”だった。望んでいることを叶えてくれる女だった。
ただ、それが、たまたま男たちを、破滅への道に導いた…だけ。
“聖女”と“悪女”の境界線は、いったいどこにあるのか?
『美しい隣人』スタッフが再結集して新たに作り上げる、極上の大人のサスペンス。
この冬、新たな“悪女伝説”が、誕生する。
 
<出典>フジテレビ公式

<出演者>

仲間由紀恵・三浦翔平・内田有紀・庄野崎謙・黒川芽以・鎌苅健太・萩原聖人・石黒英雄・高嶋政伸

<各話の視聴率>

第1話 美しい隣人のサキが甦る! 11.4%
第2話 タブーの正体 12.2%
第3話 禁断へ導く女 9.4%
第4話 タブーの結末 8.0%
第5話 姉への疑惑 9.1%
第6話 弱者の逆襲―追いつめられた悪女 9.7%
第7話 母へ―明かされる“悪女”の履歴書 10.5%
第8話 母のための復讐―真夜中の誘惑 9.6%
第9話 セレブ妻を狂わす疑惑の真珠 8.9%
第10話 母を殺した最後の男 8.1%
最終話 悪女の最後 8.1%

第1話から最終回まで全話配信中です

今すぐ無料おためし

「FODプレミアム」2週間無料です

無料期間中に解約すれば違約金もなく、ボタン一つで簡単に解約できます

サキ(ドラマ)の感想

30代女性

とてもこわいドラマなのに、先が気になってしまい、怖いもの見たさで最後までみてしまったドラマでした。怖いけれども内容が複雑に構成されていて、内容がつまったとても面白いドラマだと思います。主人公のサキという女性はかなりの悪女で、周りの人達を惑わして全て自分の思いえがいた通りにことを進めていく様子が衝撃的でした。とてもキレイで優しい魅力的な女性で、本人もまわりからそうおもわれていることを自覚した上で、ターゲットとなる周りの男性達を惑わしていく様子が、キレイだからこそ妙に恐怖を掻き立てられるものがありました。しかも全てよく計算した上で物事を動かしていくので、見事にだまされていく男性達の様子がシリアスなシーンなのに、どこか滑稽で笑ってしまうものがありました。特に、サキがつとめている病院の理事長があまりにも分かりやすく騙されているので面白かったです。サキがどうやってターゲットの男性を絞っていて、何を目的にしているのかは全く分からず、謎が多いドラマでした。この目的は最後の方で明らかになり、色んな事柄が結び付いていく時に思わず鳥肌がたちました。展開が全く読めない作りになっていて面白いドラマだったと思います。

40代男性

悲しい過去を背負って必死に生きてきた仲間由紀恵演じるサキに対してすごく感情移入せざるを得ません。同情という気持ちはサキ自身は欲しくはないのでしょうが、それでもかわいそうと正直に思ってしまいました。サキが自身の不幸のために悲観的になっているという、そういった女性を演じているのはなく、不幸ながらも暗い過去ながらも前向きに生きているさまに勇気づけられる気持ちがするのでした。復讐は素晴らしい行為とはもろ手を振って言い難いのかもしれませんが、多くの人が復讐劇に酔いしれる理由は、復讐に対する願望などといったようなものがあるからなのかもしれません。復習を体現しドラマの中で遂行しているので、感動しました。ただ、幸せになれるのかと言うとその復讐の先に待っているのは幸せではなく不幸なのかもしれません。しかしながら彼女の行為も真向から否定する立場には私はどうしてもなれないのでした。少々話が強引なところもありますが動機もしっかりしている所、人生を奪われた人がこのような心理段階を経て復讐へと繋がるのかというところがつまびらかにされていて見ていて飽きないドラマでした。また主題歌は韓国の人たちが歌っているというところで随分先見の明があったのだと思いました。昨今の韓国人ブームに抗っていたのはサキだけではなくスタッフも同じく抗っていたのだと感じられました。

30代女性

美しい隣人のときからのファンで、サキが始まると聞いたときはワクワクしました。初めは続きの話かなと思っていましたが、サキの人生を描いた美しい隣人以前の話でした。
サキの精神異常へのスイッチを押したのは大好きな母親だったのかもしれません。大好きだったからこそ、憧れや想いが強くそれが叶わなかったときのショックが大きかったのかもしれません。
“人は幸せよりも苦しみを覚えている。
 傷つけた事より、傷つけられた事を覚えている。
 きっと、彼等は覚えていないのだろう。
 私と会うのが2度目だと言う事を”
とオープニングで出るフレーズが最終回で全て謎が解け繋がり、やっと理解できました。サキにとっての復讐は母親への愛からくる憎しみでもあり、自分の行き場のない想いだったのでしょう。本当は人一倍、人に愛されたい人だったのかもしれません。最終の映像では妊娠していたサキ。これは誰の子なのか想像を掻き立てられ、名前はもう決まってるんです。という一言には隼人という弟の名前をつけるんだ!と美しい隣人と繋がる場面に鳥肌が立ち、そして美しい隣人の一話目の場面を思い出し切なくなりました。聖母と悪魔が紙一重なサキの性格。スイッチさえ押されなかったらすごく純粋な人だったのかもしれません。人にとっては大したことがない理由だったとしても、その人にとっては重大なこともある。人のスイッチはいつ入ってもおかしくないなと思わされたドラマでした。

50代男性

望んでいることを叶えてくれる優しい女性は、別の顔を持つ悪女でもありました。看護師の網浜サキは白衣の天使でもありますが、表の顔に過ぎません。聖女から悪女に変貌するところは恐ろしい表情になります。女性から男性に近づいてくる場合は危険な香りが漂います。いい人だと思いこませ罠にかけるところが悪女のやり方でした。夕食はいつも豪華なものばかりで、自分へのご褒美にも思いました。狙った獲物は逃さない狩りの名手にも見えます。ターゲットにされてしまった男たちは奈落の底まで落とされてしまいます。楽しんでいるようにも見える変貌ぶりは、どこか愛情に飢えている感じにも見えます。5人の男たちは不幸にされてしまいますが、人を信じることで不幸になった気がします。最後のターゲットは実の弟、新田でしたが自分が騙されていることに気づいてしまいます。どうしてこんなことをするのかが疑問でしたが、復讐だけには見えませんでした。母親の復讐が生きる活力になっていたのは確かです。サキが望んでいたのは平凡な生活であり贅沢をしたいわけではありません。人間なら誰もが持つ善と悪が交差するところがとても人間らしいです。どちらが本当のサキなのかは無いと思います。

30代女性

「サキ」は仲間由紀恵さん演じるミステリアスな女性が主人公なのですが、一言で言えばすごく怖かったです。サキが本当は何を考えているのか読み取ることが難しいですし、愛していると思わせておいて最後は陥れるという仕打ちが本当に恐ろしかったです。サキは複雑な幼少期を過ごしてきたので、性格が真っ直ぐに育たなかったのは仕方がないのかもしれませんが、直接手をかけないで精神的に追い詰めていくところが見ていてゾッとしました。弟役の三浦翔平さんがすごく純粋で良い弟なので、怖いドラマの中でも癒しの存在になりました。ストーリーが進んでいく度にサキの思惑を予想するのが楽しかったのですが、始めはサキの行動がよくわからなくて毎回何が起こるのだろうと思っていましたが、最終回でサキに対する気持ちが変わりました。人間誰しも失敗はするのですが知らない間に他人を傷つけていることがあるかもしれないということを実感しました。何気なくした行動が他人から見たら許せないぐらい迷惑に感じていることもあるかもしれないので、気をつけて生活していかないといけないなと思いました。久しぶりにある意味ホラーだけど先が読めない展開に引き込まれるドラマでした。

30代女性

ドラマ、美しい隣人で登場したサキを掘り下げた作品であるため彼女の心のうちが非常にうまく描かれていたと思う。前作ではサイコパス的な印象が強かった分、ガラリと印象が変わったのが面白い。特に弟や家族への愛情は深いが、復讐者達には容赦がないのがゾクリとさせられる。作中ではあまり深く明かされていないが心理学を極めた描写があることから美人が人を操るコツをつかむと実に恐ろしいと思った。またサキの復讐相手達が現実世界ではわりと居そうな人々で視聴者に他人事ではないと思わせるのが巧妙でハラハラとさせられる。しかも出てくる男達が昼ドラに出てきそうなやつらなのも面白い。個人的にはサキが勤める病院長須藤が印象に残る。初登場シーンでは家族思いの人徳ある人物なのに終盤では豹変していく過程は迫真の演技である。ある意味ホラーを見せられてる気分にさせられる。サキの復讐の動機はちょっと突拍子もない気はするが彼女の過去を知る事で感情移入させられるのが素晴らしい。もう一人の主人公ともいうべき弟隼人との関係の変化も良かった。わりとシリアスな展開が続く中で隼人の職場のシーンがほのぼのしていて良かった。しかも大体が善良な人々なのもサキを取り巻く環境が異質な分締まりがよかったと感じる。

30代女性

男たちが主人公の美しいサキに心を操られて、人生が破滅させられていくストーリーがハラハラして目が離せなかったです。サキの復讐とはどうゆうものなのか、凄く気になりながら見ていました。あと、サキ演じる仲間由紀恵さんがとにかく美しくて、優しくて見事に男を谷底に落とすような感じがある意味爽快感があって良かったです。個人的には仲間由紀恵さんってごくせんなどの爽やかな役どころが多かったイメージなので、新しい一面が見れた感じもしました。ドラマの中で計画が上手くいくと、お肉を食べて祝杯を上げるのですが、その食べているシーンが凄くインパクトが強くて今でも強烈に記憶に残っています。そして、弟役の三浦翔平さんが純真な弟って感じの演技が凄く自然体で彼ならではの演技力の高さも感じました。美しい隣人に続いて、仲間由紀恵さんが復讐に燃えるしたたかな悪女が楽しめるドラマでもありました。実際はあまり気持ちの良い話ではないのも事実ですが、サキの肩を持つ訳でもないですが、彼女を見ていると共感してしまう部分もありました。あと、この作品を通じて人って生きているといつ人から恨みを買うのかもわからないのも怖いなぁっと思ってしまいました。

30代女性

サキさん。美しく、恐ろしく、悲しい女性である。呼び捨てできないほどに。私は「サキ」の前作であり、後日譚である「華麗なる隣人」を観ていなかったが、1話見てサキさんの魅力に惹きこまれた。この作品に出てくる男たちもまたサキさんに魅了されていったのが頷ける魅力。TRICKやごくせんとは違う仲間由紀恵の演技の幅の広さも惚れ惚れしてしまう。ドラマを観ている最中は
「弟がんばれ!サキさんにひっかかるな!!」とか「ああ…サキさんが生まれ年のワインを飲んでしまった…」とかサキさんや周りの人々の行動に逐一声に出して応援したり一喜一憂してしまう程怒涛の展開で、恐ろしいのにとにかく面白い。目が離せない。視聴者からすれば、サキさんは完全に「悪役」なのだが、本当はそうではないのでは?と信じたくなってしまうのもまたサキさんの魅力なのだろう。もちろん三浦翔平、岡田義徳、萩原聖人や高島政伸といったサキの”ターゲット”となる男性陣の演技も圧巻なのだが、内田有紀扮する記者も見どころである。内田有紀と隼人の恋人の女の子の存在にどれほど心が救われた事か。そして最後は、「なんだよ~感動で終わんのかよ~」と拍子抜けな感じで観ていたのですが…幸せな光景なのに、何故こんなにもゾッとするのか…。視聴後まで「サキさんこええ~~」と旋律してしまう。本当に凄いドラマです…。

40代女性

美しい看護師の女性サキが復讐のために次々に男性を魅了して、マインドコントロールし、破滅へと導いてしまうサスペンスストーリーです。仲間由紀恵さんの演技力がすごくて、悪女っぷりが怖いです。サキが部屋にずらりとならんだ心理学の本を見ると、綿密に男性を破壊へと導く計画を練っているのが分かって、執念を感じました。心理学を勉強しているにしても、サキがそのひとの弱みを見抜く、するどい洞察力がある女性だなと思いました。そして言葉巧みに相手の心を操る様子にドキドキしました。最初はターゲットとなる男性の共通点のようなものも分かりませんでしたが、最後にはなぜそれぞれの男性がサキに恨まれることになったかもつながりました。サキをやっと会えた姉として慕っていた隼人(三浦翔平)がだんだんと翻弄されていく姿も印象に残っています。復讐を果たした後に、毎回サキが一人でステーキを焼いてワインを飲みながら一人で食べるシーンはとても印象的でした。考えようによっては一番、許せない存在でありそうな隼人に対してはサキは結局憎み切れなかった感じがサキはただのサイコパスのような人間ではなく、人間としての感情ももっているのだなと思いました。全体的な感想として、実際の世界にもこんな風に法的には手を下さずに、だれにも気づかれず、人をあやつって死に至らしめる人がいたら怖いと思いました。

30代女性

ラストの展開からは目が離せませんでした。特に隼人が恋人と一緒に実家に行き、そこで手紙を見つけて読むあたりから引き込まれていきました。隼人は夢中で手紙を読んでいましたが、彼同様に視聴者の私も手紙の内容には夢中になりました。お母さんへ、と綴られた手紙からはサキが母を心から愛していたことがよく伝わってきました。この手紙にたどり着くまではサキは悪女だとばかり思っていましたが、手紙を読んでからは悪女と思えませんでした。最終回を観る前と観た後ではサキの印象が大きく変化するはずです。そして隼人が手紙を読み終えた後のシーンがとても切なかったです。母が倒れた場所にダイヤモンドリリーの花が添えられていたのを見た隼人が泣き崩れる姿は涙を誘うものでした。最後に子どもを身ごもったサキが登場し、通りかかった女性と赤ちゃんの性別について話します。サキはとても穏やかな感じでほっとしました。母あての手紙の内容、妊婦となったサキを見て彼女には幸せになってほしいなと思いました。サキは誰かと結婚したのか、誰の子どもをいつごろ妊娠したのかは明かされておらず、ちょっと気になりました。続編があればサキの妊娠や出産について描いてほしいです。